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2013年5月29日

年に一度の定時総会は透明性と信頼性を担保する場


情報発信のキモは「透明性」であり、それは信頼を支える不可欠なものです。

昨日は行政書士になって以来初めて神奈川県行政書士会の定時総会に参加してきました。

総会は、日々の団体としての活動に会員からの支持を受けているという正統性を基礎づける場所ですが、執行部に関わっていない者が執行部の活動内容を理解する場所でもあります。





活動が支持を受けるためには、運営の透明性が求められます。政治家が支持を受けるのも、活動内容の透明性があり、国民が「わかる」政治を行うからです。

これは至るところで当てはまります。

企業が従業員を雇うとき、病人が医師に看てもらうとき、寄付をするとき、いずれも時間や生命、お金を他者に「預ける」行為ですが、その「預ける」かどうかの判断は「透明性」によってきます。相手がどのような人なのか、どのような実力を持っているのか、何をしているのか、ということが分かるから、信頼できるかどうかの判断が可能となります。

このように、相手を信頼できるかどうかにおいて「透明性」は不可欠な要素です。それを強制的に年一回行うことを定められた「定時総会」は、軽んじてはならないものということが分かります。どんなに情報発信が下手な組織でも、少なくとも年に一度は総会が行われますからね。


ひるがえって、情報発信においてもこの「透明性」を意識すると、それほど難しいことではないのだと言うことが分かります。Facebookやtwitterなどが普及し、情報発信にはあたかもテクニックが必要なように思いがちですが、まずはこの「透明性」をいかに表現するか(←微妙な言い回しですが。)を意識してみてはどうでしょうか。

情報発信がうまいと言われる人や企業に思いを馳せてみると、やはり何者かがよく分かりますよね。




 
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