行政書士も起業家｜経営者としての自覚

昨日、茅ヶ崎市青年会議所の説明会兼懇親会に参加させていただきました。青年会議所とは、主に市内の経営者やその候補者などによって組織される社団法人。JayCee（ジェイシー）と呼ばれています。世界的な組織であり、自己研鑽と社会貢献を柱に活動している人の集まりと言えます。

先日ご挨拶をさせていただいた同業の先輩からご紹介を頂き、出席の運びとなりました。今回はその懇親会で感じた点について、雑感を書きたいと思います。士業で食べていこうと考えている人や、起業を検討している人には多少参考になればと思います（－Blogging Worker's Style)

誇りを持った活動家｜異業種交流会との違い

自分がどんな気持ちでJayCeeに関わっているか、ということを皆さんとても熱く語られます。もちろん、新入会員を募る場所だからという点はあるでしょうけど、それでも自分自身が抱える事業とJayCeeとの関係、JayCee独自の活動による充実感と高揚感、そういうものを参加者の方々が語っていらっしゃるのがとても印象的でした。

一つの社団法人として、社団の目的に向かって一緒に歩むため、その過程で培われる相互の信頼関係や共通の目標を抱えるという同朋意識は、単発的なイベントである異業種交流会とは一線を画す活動なのだと思います。

組織的な規律は強い｜自由ではない

その分、活動についての規律は相当厳しいことも感じました。「体育会的」「部活動」という表現を多く耳にしましたので、タテ社会的な構造はもちろんですが、経営者としての教育面は相当厳しいことが垣間見れました。

こういうことを書くと「え、面倒くさい」と思う人もいるでしょうし、私もそれだけ聞くと「なんだそれ」って思うでしょう。でも、実際に皆さんと関わってみると、その規律の意味がなんとなく分かる気がします。

士業は得てして一般社会の論理からすると非常識な態度を平気で取ります。もちろん、皆独立した経済主体なので構わないとも言えます。ただ、今後士業の敷居はどんどん下がっていくことは間違いなく、常識的な振る舞いをできないようであれば干されてしまうかもしれません。一つ自分のふるまいを整えるという意味で、ポジティブに考える点なのだと思いました。

経営者としての自覚｜「ただの飲み会じゃ意味がない」

最も強く感じたのが、皆さん志が非常に高い。私自身特に反省しなくちゃなぁと感じたのが、「飲み会を単なる飲み会にするか、自己研鑽の場とするかは自分次第」という言葉です。皆経営者として超貴重な時間とお金を割いてまで、集まり、会話をします。ただお酒が好きなだけでは、趣味に終わってしまいます。

もちろんそれが良い悪いの話しではないですが、参加の前と後で一つでもプラスを持ち帰ることを意識することは、自分自身だけでなく、一緒に時間を過ごす相手にも、より密度のある時間を提供することにもつながることは間違いありません。

経営サイドに回ると、どうしても従業員として働いている時とは別の悩みを抱えるものです。そんな悩みを持ちつつ敢えてJayCeeという場所で活動している人たちが、なぜそこまで一生懸命に社団法人に参加するのか。その辺りを考えて話してみると、見えてくるものが多くありました。

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実際に参加してみて、私の中ではとてもポジティブな存在として入会を検討してみたいと思いました。

今後事務所を拡大して多くの雇用もしていきたいと思っていますので、起業家として自分を成長させることは不可欠と感じています。知識面だけでなく、人間として成長することが何よりも大切です。


ただ、私にもまた今後のビジョンというものがあります。さらに、中間支援組織にも所属していますので、かなりウェイトの大きいプロジェクトを勢力的に進めていく必要もあります。私自身のビジョンも、NPOでのプロジェクトも、いずれも連続しているものですがそれらを実現していくための負担は相当重いことも正直実感しています。

そんな中で、新たに組織に加わることはどうなのか、その点が何よりも決断に時間がかかる理由になるでしょう。
ノリで入るとか、そういう中途半端なことはしたくありませんし、「やるからにはやる」というのが私のスタイルですので、これからしばらく考えて「やっていく」と決断できたら正式に申込みをしたいと思います。



茅ヶ崎市青年会議所では毎月新しい会員を募るために懇親会を開催されているとのこと。参加してすぐに会員になれるわけではないので（活動に複数回は見学に行き、相互の理解を深めないと会員にはなれない仕組み）、逆に安心して足を運べると思います。向上心のある人には刺激的な時間になりますので、是非オススメです。

日本青年会議所HP。地域ごとの青年会議所に
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