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2012年12月5日

目的と手段|ツールは目的があって初めて活用できる



同業の友人が、ITの導入に関して「まさにその通り!」ということを書いていたのでご紹介します。テーマは「一人の限界」と「クラウド」の導入について。

まずはこちらの記事を読んで頂けると分かりやすいと思います。

簡単にまとめると次のようになります。(-Blogging Worker's Style)



  • 単独での活動には限界がある。ゆえに、コラボレーションが必要。
  • 何のためにそのツールを導入するのか、ということの明確化が大切。


この2点について反対する人はいないでしょう。
とはいえ、人によってスタンスは様々でしょうから、私なりに思うところを書いてみようと思います。



フリーで活動するということと、組織化するということ




私は現在フリーで活動していますので、基本的には単独でお仕事を進めています。しかし、それだと自分の手に負えないような規模の案件だったり、専門外の内容だとすると、それに見合った人を揃える必要があります。

それゆえ、「単独での活動には限界がある」という結論は正しいと思います。

他方で、じゃあ「コラボレーションすべきか?」というと、それは論理的には導かれません。というのも、単独での活動によって生じる限界があっても、自身の事業としては成功している場合もあるからです。

たとえば、年間所得が400万~500万円程度で良いと考えている人にとっては、あえてコラボレーションしなければならない必然性は乏しいといえるでしょう。

では、年間所得を数千万円程度にしたいと考えた場合にはどうでしょうか?当然、単独(事務員も雇わない)での活動でそれだけの所得を得るためには、相当な仕組みやスター性でもないと厳しいでしょう。

このように、どのような事業規模を目指すかどの程度の所得を目標とするかによって、事業の形態を考えていかなければならないわけです。



それでも新しく汎用性のあるツールは導入すべきと私は思う




自動車、パソコン、クラウド・・・これまで私たちの生活を大きく変えた技術は数多く存在します。最近では、この「クラウド」サービスや、「SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)」というものも、そのような新しい技術というかイノベーションとして代表的なものだと思います。

さて、これらの新しい技術を仕事に取り入れるか、というのはいつも議論になります。というか、議論になっているのは「導入すべきかどうか?」論よりも、「何だかよく分からないし、扱えるか不安だから止めておくべきだ」論というようなものかもしれません。

結論から言って、社会に浸透した(しつつある)新しい技術は仕事に活かすべきというが私の考えです。

なぜなら、それはこれまでのやり方では「不満」があったからこそ、浸透しているからです。また、本人に「不満」がなかったとしても、周囲がそれらを取り入れれば途端に置いていかれる面もあるでしょう。

それゆえ導入は必須だと私は考えるわけです。

しかし、所詮はツールの話です。大きなコストをかけてその能力を持て余してしまうようなお金のかけ方はイカンと思います。だからこそ、目的を明確にして、導入すべきかどうかどの程度導入すべきかを検証すべきなのだと思います。ご紹介させて頂いた記事の趣旨もそのようなものだと思います。




今回は行政書士業を前提に一般論を書かせていただきましたが、実際にどういう形態で事業を進めていくか悩まれる方はとても多いのが私の印象です。仲の良い人と一緒にやりたい、という気持ちもすごく共感できますが、複数人で事業を始めれば当然ながら確保しなければならない収益はどんどん上がっていきます。

そのため、是非とも「自分が何をしたいのか?」「どの程度稼ぐ必要があるのか?」ということを明確にして、そのための手段として事業方法を検討し、行動計画を立てることが必要になるわけです。



今回のネタ元となったのは下記のブログです。



Google Apps - 行政書士かわい事務所
こんばんは。 行政書士川合です。   本日は、国際フォーラムで行われた「Google Apps」のセミナーに行って参りました。   今まで「IT化」、と言ってもしっくりこなかったのですが、現代ではライ ...





人柄も良く女性の皆さんはとても相談しやすいと思います。特に女性で家庭内のトラブルにお困りの方は、是非彼女に相談してみてくださいね!

 
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