iPhoneなどのスマホやiPadをはじめとするタブレット端末が普及し、一番便利になったことは、どこでも必要な書類が読めるようになったことだと私は感じています。
自宅でPDF化したファイルをDropboxに保存しておいて、外出先で読むときにはDropboxからiPhoneにダウンロードして読む。そんなことが当たり前になりました。
ほかにも、インターネット上で情報収集すると、様々な調査報告書などがPDFファイルとしてアップされています。これもiPhoneやiPadでダウンロードして好きな時に読める。本当に便利な世の中です。
ダウンロードしたPDFファイルは、私の場合GoodReaderというアプリで閲覧するのですが、マーカーを引いたりメモを書いたりなどの注釈もできて非常に便利です。しかし、これらの利便性はGoodReader内でのみ有効でした。つまり、注釈をしてみても、それをたとえばブログにそのまま転載したり、一部を切り取って外部のアプリに出力するためには(著作権の問題は置いておくとして)パソコンでの操作が必要でした。
原則としてアウトプット予定の情報は全てEvernoteに保管している私には、これはとても不便な点でした。なぜなら、イチイチPDFの内容を確認するためにGoodReaderを起動しなければならず、アプリ間を行ったり来たりしなくてはならないうえ、そもそも注釈を残したこと自体を忘れてしまうことさえあったからです。
しかし、とうとうその不便さを解消するアプリに遭遇!
その名も「クリップリーダー」です。
クリップリーダーポケットは、主に自炊したPDFの読みやすさと、メモ機能を追求したPDF(zip/rar)リーダーです。ページの内容を切り取って保存したり、Evernoteに送信することが出来ます。
こんな便利なアプリが無料(iPad版は85円)!
素晴らし過ぎます。
使い方は簡単!
1.他のアプリでPDFファイルを閲覧します。ここではGoodReaderで閲覧しているとします。
(1) 今回は『必ず結果が出るブログ運営テクニック100』を題材に、手順をご紹介します。
(2) 画面を軽くタッチして、メニューボタンを表示します。そこで、右下の赤い丸で囲った項目をタッチします。
(3) ここでは、E-mailに添付するのか、印刷するのか、などを選べますが、「Open In...」という項目を選びましょう。この項目は「他のアプリでコンテンツを再生する」というような意味です。
(4) 「Send file "as is"」を選んでアプリを選びます。
(5) 「Open in クリップ読書」をタッチして、今回落としたアプリで開きましょう。
ここで使ったアプリです。
2.クリップリーダーで操作します
(1) 上で「Open in クリップ読書」をタッチすると、本アプリの画面に移動し、本が移動したことが分かります。この本をタッチしましょう。
(2) 本が開きます。今度は、画面下の「はさみ」のマークをタッチしましょう。
(3) 「はさみ」マークをタッチすると画面上にうっすら暗くなるエリアが登場します。そのエリアをタッチしながら、切り取りたいエリアを選びます。
(4) メニューから「evernote」を選ぶと、切り取った部分がEvernoteに転送されます。
※事前にクリップリーダーの設定画面でEvernoteアカウントと同期しておく必要があります。
(5) これでクリップリーダーの作業は終了です。簡単でしょ!?
念のためEvernoteでチェック!
以上を経て、Evernoteアプリを開くと・・・
バッチリですね!こうやって必要な部分を切り取って、合わせてメモをEvernoteに残しておけば、Evernoteがスクラップブックとしてさらに使いやすくなります。
ブログを書くときなどの情報収集にもかなり使えるんじゃないでしょうか?
ちょっと長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです。
にしても、無料でこの機能はありがたい!!
最後に、今回使ったアプリを紹介しておきます。
番外編として、Evernoteユーザーのほとんどが使ってる(?)アプリです。
さっとメモしてさっとアップする、そういうアプリ。
それでは!