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2012年9月30日

まずは強いコンテンツを|ランチェスター経営をコンテンツに


同じようなサービスがたくさん存在しながら、その中でヒットするものとヒットしないものとに分かれてしまう、その理由を皆さんはどのように考えているでしょうか?

それほどでもないサービスでありながらA社にはたくさんの注文が入るのに、秀逸なサービスを提供しているB社には全然注文が入らない、という例は世の中にいくらでも存在します。

このことについて、ライフハッカーで分かりやすい記事が掲載されていましたので、シェアしたいと思います。



サイト運営において大切なのは「ヒットコンテンツ」を作り出すこと~Webビジネス論 : ライフハッカー[日本版]
ヒットコンテンツ(サービス)やヒットアイテム(商品)を生み出すことが、ブランド認知へと繋がります。これはWebビジネスに限らず、リアルビジネスにおいても変わらない、原理原則のひとつです。 ...



この記事では、Webビジネスにおいては一つのヒットコンテンツを作り上げることに専念し、それに成功すれば一気に他のコンテンツに効果が派生し、サイト全体のヒットにつながると述べています。


人はまずコンテンツを知ってから、ブランドを知るのです。最近の例でいえば、怪盗ロワイヤルを知ってから、モバゲーを知り、モバゲーを知ってから、DeNAを認知する、というような感じでしょうか。


何気なく読んでいた記事ですが、納得ができます。たとえば、ブログのアクセス数を上げることの記事はとても多くありますが、それらが語るところは「ヒットする記事を書いたことがアクセス数を劇的に上げるきっかけになった」ということです。そのヒットする記事を生み出すまでの過程で、毎日更新をして数多く打ち込むタイプと、毎日ではないけど定期的に更新しながら、一つ一つの記事のクオリティーを上げるタイプと様々いるわけですね。

ブログに関しては下の本がバイブル的存在として広がりましたが、そこで書かれていることを一言でまとめると、ヒットコンテンツをまずは生み出すということ点に集約される気がします。





さらにお笑い芸人についても同じ現象が認められるような気がします。同じネタをダウンタウンの松本さんが話すのと、無名の芸人さんが話すのとでは、(テクニックの差もあるでしょうが)「笑わせてくれる」ということに対する期待度が全然違います。松本さんのネタには一定のクオリティーがあると私たちが感じているからこそ、笑いに至るまでのハードルが低いのではないかと思うのです。ブランドというのはそういう信頼を指すわけです。

だからそういう「信頼=ブランド」を作り出すためには、ヒットコンテンツを作り上げる必要がある。

そうやって考えていったとき、私自身の事業ももっと限定的に攻めるべきなのかなぁと感じます。地域的に全国相手ではなく神奈川県、そのなかでも湘南地区というように、小規模事業者は的を絞った方が良いと言われますが、コンテンツの幅(量)も同じことがあてはまるでしょう。

特定のポイントで大勝ちすることが、事業全体を大きくすることにつながる。
いろいろな話がつながっていく気がした記事でした!



 
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