今日は、打ち合わせのために茅ヶ崎市は若松町にある、コミュニティカフェゆめたいというお店に行ってきました。
なんかそういうのがあるらしい、ってことは聞いていたのですが、それが実際にどこにあってどういうカフェなのか全然知らず、今日も特に何も考えずに入ってみたところ、感動の一言。めちゃくちゃリラックスのできるカフェで大変驚きました。
どうも最近は「●●カフェ」なる名前の施設が増え過ぎていて、ネーミング的にちょっとウンザリしていたのですが、今日反省しました。カフェは人がリラックスしてコーヒーブレークできる憩いの場所なんですから、名前ばかりに気を取られて本質を見なきゃイカンですね。
ウッドな感じがたまらなくてですね、できたてのたい焼き(けっこう大きい!)を食べながら、そしてシックに麦茶を飲みながらの打ち合わせは、心身ともにイイカンジです。適度に小さなお店で平日の午前ということもあって、他にお客さんの話し声もなくて、アットホームに過ごせました。
ちなみにこのたい焼きは、カスタードを食べたんですが、皮がサクサクもちもちしていて、カスタードも卵の味がするくらいに優しいホックホクの美味しさです。
Blog Cafe ゆめたい
それで今日はデザイナーの方と打ち合わせだったんですが、彼女はコミュニティというものの考えがすごくしっかりしていて、商店街のような場所をもっと豊かにするために活動をされています。彼女は街の機能(デザイン)に対しての具体的なイメージを持っており、私自身が今後進んでいきたい方向にすごく近い考えを持っていらっしゃる方だと知りました。というか、私なんかよりもずっと先にその必要性を感じられて、実際に活動されています。
いわゆるコミュニティ・デザイン(どんなふうに街づくりをするか、というデザイン)というのは、今後の地方自治の大きな柱になると私は思っています。
とはいえ、地域ごとの具体的なニーズを拾いながらそれを補う事業をはめ込もうとすると、既存の規制に抵触することが少なくありません。私はそのあたりの規制をうまくコーディネートできるような仕事を生涯的におこなっていきたいと考えていますし、それができるのは行政書士だと考えています。
ただ、実際に街をどのようにデザインしていくかは、私がどれだけ頭をひねっても全然足りず、今日出会ったデザイナーのような人や、建築のプロ、医者や保育のプロ、農家や漁師など、そして行政も皆が語り合いながら、茅ヶ崎なら茅ヶ崎ならではのデザインを作り上げていく必要があると思っています。しかも、ある程度戦略的に。
言うは易しの問題ですが、私が参加する企業とNPOのマッチングプロジェクトも、最終的にはこういう観点でマッチングさせていくことができれば、ビジネスも社会貢献も街づくりも全てうまく回るんじゃないかと考えています。
地域にはたくさんの優秀な人材がいます。地域に根差した活動をすることで、そういう当該地域ならではの人材にたくさん出会っていきたいですね。
この2冊はとても分かりやすく、今後の地域ビジネスを考える上でお勧めです。特に、わたし個人的には中小企業の経営者にこういうジャンルの本にチャレンジしてもらいたいと強く思います。