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2012年12月7日

ルート整備の事業|努力が報われる仕組みづくり


価値観は人それぞれですが、社会的に許される方向で一生懸命努力している人たちが報われる社会は、最終的に目指されるべき姿じゃないかって私は思います。

では、私が考える「一生懸命努力している人たちが報われる」というのはどういうことなのか、この点を明らかにさせなければならないですね。ということで、今回はどんな社会を目指すべきと私が考えているのかってことを書いてみます。

超個人的な考えですし、反論も多くあろうとは思いますが「ふーん、こんなこと考えてる人なんだね」って程度でお読み頂ければと思います。(-Blogging Worker's Style)



努力という言葉はとても多義的に使われているように思います。「自分はこんなに頑張ってるのにどうして結果が出ないんだ!」って思ったことがある人は多いと思いますが、この感情は主観的に努力していると本人が思っているケースです。でも結果が出ない。そういうことって多いですよね。

では、努力は報われるという言葉は気休めなのでしょうか?

結果が出ない場合に考えられる理由を大きく3つに分けると次のようになります。


  1. 運が悪い
  2. 努力の方向性が悪い
  3. そもそも努力の量が足りていない


これは受験の世界でもよく言われることですが、通常のペーパーテストはきちんと努力できていればパスできるものです。つまり上の3点から言うと2と3の要素はクリアできていれば余程大きなアクシデントが出ない限りはパスできるということです。

翻って、テストではなく実社会においては1の要素もとても大きく運命を左右すると言っても過言がありません。この「運=ラッキー」を捕まえられるかどうかが飛躍できるかどうかを左右するわけですが、それでも2と3をクリアできていれば、一定の成果を出し続けることはできるでしょう。

このように、「努力の方向性が正しく」「当該努力の量も十分」という二つの要素が満たされて初めて「一生懸命努力している」と私は評価できると思います。


ただ、実際に社会を見渡してみると、それ以外の要因によって「一生懸命努力している」人たちの足を引っ張る輩がいます。違法業者です。

たとえば、ネット上で特定の事業者の利益を横取りするために偽サイトを作る人、詐欺によって利益を得る人、脅しによって利益を搾取する人などのように、公正な競争環境を乱す人たちが、市場を歪めるケースが後を絶ちません。これは許せないですよね。


私としては、こういうマイナス要因を取り除くことは残念ながら無理だと考えていますが、他方で努力している人が結果に結び付くような仕組みづくりは進められるのではないかと、そんな風に考えています。


行政書士っていう仕事は法律に則った手続のプロですが、もっと言えば国の政策のダイナミズムと事業者を結び付けるコーディネーター的な役割が担える仕事だと思っています。というか、そういう仕事スタイルを私は目指しています。

それはつまり、「一生懸命努力している」人たちの活動をより後押しできる仕組みに乗せることなのだと思います。

まだまだキレイごとの範疇を超えることはできないですが、是非とも実現できるように、「一生懸命努力している」と自分で評価できるか日々検証と修正の連続です。

 
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