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2012年1月10日

「起業」はもっと身近な存在でいい!


毎月後5万円収入が増えます!・・・って言われると、かなり多くの方々が耳を貸すでしょう。月5万円収入が増えれば、年間で60万円、3年で180万円になるとすれば自動車購入の資金や、マンション購入の資金としても計画が立てられます。

月5万円をさらに貯蓄する難しさについては、経験的にわかるところです。必要性ゆえに生活を切り詰めるのはやむを得ないと分かってはいても、たった一度の人生、できればあまり苦しみたくないと思うのが人の性(さが)というものではないでしょうか。

googleで「副業」と検索すれば
沢山のヒットが・・・
このようなことから、インターネットで「副業」って検索すればジャンジャン様々なサイトがヒットします。最近多いのが「アフィリエイトで・・・」っていうものですが、インターネットが好きであるとか、文章を書くのが好きとか、サイトを構築するのが好き、など簡単そうで参入への精神的な障壁が低くはありません。

私はどうせ何か始めるなら、副業として「起業」することをお勧めします。理由は以下の点にあります。

  • 数万円程度の収益を生む事業を作ることなら比較的簡単であること 
  • 数万円程度の収益から狙うとリスクは小さいこと 
  • 現在の本分にプラスアルファで追加されるため、失敗しても困らないこと(現在の本分で生活が成り立っているから) 

 要するにリスクが少なく、現実的なものだからです。起業と聞くと、シリコンバレーのベンチャー企業を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実際の企業はもっと小規模ですし、もっともっと身近な存在です。株式会社化する必要もありません。
畑を趣味で始めていた人が、収穫した作物を売るのも立派なの起業です。最近ハヤりのiPhoneアプリを作って売ることも起業です。自分にとって身近なものや、得意なことを趣味や自己満足に終わらせるのではなく、客観的に価値あるものとして磨きあげることで起業は成り立つのです。

また、起業のために勉強するという話も多く聞きますが、どうせなら一つ起業して勉強しながら実務で勉強内容をアウトプットしても良いと思います。これは私自身の経験を振り返ってみて思うのですが、割と「まずはしっかり勉強して全体をカバーしてから」というスタンスの人も少なくないのではないでしょうか。資格試験などは事前に関連領域を一定程度網羅するような出題がなされますが、それは業界における知識面の最低ラインを確保するためですが、実際に資格試験を通れば実務で即戦力になることは多くはありません。むしろ実務で学ぶことが圧倒的に多く、会社が新卒採用をする理由もそこにあるように思います。

近年、AKB48やiPhoneなどのようなヒットは稀で、「爆発的ヒットは少ないけどニッチな売れ筋が多く存在する」という傾向が見られます。これは価値観の多様化ということも考えられますが、長引く不景気に購買力が下がったことが一番の原因ではないかと感じています(根拠はないですが)。逆に言えば、小さなヒットは生まれやすい状況にあると思うんですね。

「働く」という言葉を用いるとき、ポジティブにもネガティブにもイメージする人はいます。どちらでも構わないですが、「趣味」と「仕事」をミックスしたような起業でしたら、皆さんもチャレンジしやすいと思います。きっとこれまでとは違った見え方と、新しい価値が生まれるのではないでしょうか。
 
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