3月から、日本青年会議所が主催し、櫻井よしこ氏が塾長を務める「グローバルリーダー育成塾」というものに通っています。日本全国から150名が集まり、半年間にわたって講義やフィールドワークを通じて視点や思考方法をトレーニングするプログラムです。
今後、私が携わっているビジネスは番号法をスタートとして縮小し、オリンピックを目指して外国人が増え、10年後の市場は大きく変容しているであろうこの日本で、結果を残せる経営をするためには国際的な視点が欠かせないと考えているのと、先輩からお声掛けをいただいたという二つの理由から、私も参加することになりました。
初回は櫻井よしこ氏の講義からスタートし、緊張感が漂う空気に久々にワクワク。
今日は、大局観というテーマで構成された、政治学、社会学、憲法学、経営学の、(学で良いかは別として)4つの視点からグローバルに考えるということを徹底して講義を受けました。
なるほど、なぜこの国の力が衰えているのか、なぜスケールの小さなビジネスばかり増えていくのか、根本的な部分が垣間見れる講義で、より一層スケールの小さな自分には激しい反省を迫られるものでした。
- ワシントンから日本を、世界を見なさい
- 世界の評価軸で考えなさい
- 国家と個人を混同してはならない
そんな痛烈な指摘は、なかなか机上で学べるものでもなく、まちづくりとかビジネスとか実際に携わっている今だからこそ感じ取れるものなのだと思います。
英語ができるべきか、とかそういう話ではなくて、自分の事業の世界における価値、まちづくりで当たり前に語られている「つながり」の創出の実質的な価値、そういうものを客観的なエビデンスに基づき考え、判断し、語り、行動に移せる人材になることが、このグローバルリーダー育成塾の本質的な意義なのだと理解。
明日は憲法改正について議論をする一日とのことですが、今後のプログラムも出席できる際にはとことん血肉にできるように貪欲に求めていこうと思う。
本日紹介された中で勧められた書籍を一冊ほど。
比較文化論として秀逸の本。
本当は先日の例会であいさつのときに話すつもりだったんだけど、全然違う話を選択しました。
どうやったら人が興味を持つか。
日々トレーニングです。
とりあえず、この本は誰にとっても読む価値ありです。
(それでは)