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2015年4月22日

今できていないことをできるようにする|習慣化のススメ



いつまでたってもダイエットができない、いつまでたっても朝が起きれない、そんな自らの課題の克服がうまくいかないとき、皆さんはどうされているでしょうか?

この解決の糸口は、表題の通り。
フルマラソンを走れるようになった私が、最も有効かつ唯一の方法と結論付けた方法論がズバリ「習慣化」でした。この方法論を今一度引っ張り出し、今私が抱えている主要な課題、すなわち「時間不足」にアプローチをしようと思うに至りました。

そこで今回は、この習慣化の意味について簡単にまとめようと思います。




私たちは、自分が考えている以上に怠け癖がついています。嫌だなぁと感じることについては、なるべくやらないようにし、しかも、そのやらないことについてもっともらしい言い訳を自分に対しておこなうという性質があります。

すぐ悩む癖(何も生まない)、太る癖(食べ過ぎ、運動しなすぎ、偏食)、ジョギングをサボる癖(すぐ足が痛くなる、忙しいと自分に言う、天気)という風に、自分の至らない部分は「癖」として再認識することが出発点です。

ここからどのように考えていくかというお話しなのですが、そもそもなぜ「習慣化」が突破口になると考えるのか。そこについて触れようと思います。


この習慣化理論の強さを知ったのは3年前。まだ最近のことです。
長距離ランニングなんて人生でもっとも嫌なことであり、もっとも苦手としてきたことでした。
昔から体力のないことにちょっとしたコンプレックスを抱いていた私は、そもそも自分は短距離タイプだから長距離は向かないとか、膝を怪我した経験があるから長距離は自分の体型に合わないというように、まぁ言い訳をして生きてたわけです。

しかし、このコンプレックスをいつかは克服したいと思っていた自分もいて、それでお酒に酔った勢いで「半年後のフルマラソンに出場します!」と居酒屋で宣言したのがきっかけでした。

しかし、もともと根性はあまりない私としては、普通にやっても同じ過ちを繰り返し、結局本番も走れないだろう・・・そんなふうに思った私が一つの仮説に基づいて行動したのが次のとおりでした。



  1. 監視機能をつかって自分にプレッシャーをかける
    ①宣言をしてしまう ②プロセスをブログに書いて監視の目を継続して受ける
  2. 走るのが億劫、というメンタルにコペルニクス的大転換を起こす
    ①平日はほぼ100パーセント走る ②雨が降っても風邪を引いても最低1キロは走る
  3. モチベーションを高めるために、憧れをチェックする
    ①普通の人がフルマラソンにはまる、という体験をした人を探す ②その人を憧れられればしっかりフォローする

この3点は要するに、「プレッシャーとモチベーションを使いながら、走るという行為を習慣化してしまい、走らないことを不自然な状態にする」ということでした。

この方法で見事コンプレックスを克服。それ以来、フルマラソンには年に1度は出てますし、ハーフマラソン、ショートマラソンも定期的に出場するまでになりました。


このように、今述べた「プレッシャーとモチベーションを使いながら、走るという行為を習慣化してしまい、やらないことを不自然な状態にする」という公式を用いればあらゆる課題は実は対応できるものと思います。


ところで、なぜこんなことをいきなり書いたのか、という点です。

実はここ1年くらい、異常な忙しさに見舞われてしまい、とうとう人に迷惑をかけるレベルに到達いたしました。そして、その原因が全部自分にあることが分かったんですね。ずばり計画性です。


計画の重要性はわかっている、その必要性についても仕事で説いている。なのにできないというのは、まさに自分に「できない癖」がついてしまっているからです。だからこそ、同じ毎日の生産性をあげることによってこの課題を克服しようと決意しました。

次回はその方法について、メモに起こしたいと思います。


(それでは)
 
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