ネパールで起こった大地震が盛んにニュースで報道されています。死者は既に1900人に達し、負傷者も4万5千人とのこと。実に辛い出来事です。
ネパール(ネパール連邦民主共和国)は中国の南西、インドとの間に位置する国。人口は3000万人程度で、国土は北海道の2倍も無いくらいで、エベレストをはじめとする広大なヒマラヤ山脈が位置する。そして平均年齢は21歳弱と異常に若い。産業は農業。
この壮絶な地震の影響によって、交通網は確実に停止してしまい、食料をはじめとして医療・電気などのライフラインの供給が相当に困難なものとなります。
日本では、国際緊急援助隊が70名ほど現地に派遣されることになったということで、人的支援と資金的な支援の両輪を早急に決めたことは、政府を評価したいですね。
他国では、南に位置するインドが救援物資の輸送などを開始、中国からも援助隊が出発したとのこと。アメリカ・イギリスからも資金援助が確定し、緊張関係が各国間にある中で、このように迅速に動きが開始されることは、とても注目したいところです。
昨日と今日で、日本の国際関係について考えるグローバルリーダー育成塾というものに出席していたのですが、そこで考える主権の問題と、こういう緊急事態に世界が一つになってサポートをおこなう姿勢があるということの事実を、きちんと冷静に考えて議論をしなければなりません。この世界は決して平和というにはまだ時間がかかると思いますが、その実現は決して不可能ではないと思うんですね。
日本のメディアではこれらの国くらいの情報しか入ってきませんが、イランの大統領も哀悼の意は表明しているそうで、具体的な支援をおこなうか(おこなえるか)どうかは別としても、確実に世界はつながっていることが分かります。
今、日本にいる私たちができることは寄付をすることくらい。
いくつか早速立ち上がっていますので、宜しければ皆でサポートしましょう。
【ネパール地震災害緊急支援】募金受付を開始(アジアパシフィックアライアンス) | NPO活動を支援する | ファンドレイジングサイト JapanGiving(ジャパンギビング)
【寄付が2倍】ネパール 地震被害緊急支援募金 - Yahoo!ネット募金
ちなみに、私が住む湘南エリアにはネパールをフェアトレードで支援する団体もあります。
フェアトレード団体 - ネパールとの架け橋 ねぱるぱ
その珈琲がなかなか美味しいので、一度お試しくださいね!
(それでは。)