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2013年2月20日

いよいよスタート!ROBINSによる「信頼」と「取引の促進」の紹介



インターネット上に存在するホームページや各種サイトが本物かどうか、運営している主体が存在する会社なのかどうか、そういう「信頼」を一目(ひとめ)で裏付けるサービスが始まりました。サービスの名前は「ROBINS(ロビンズ)」です。

早速ITPro(日経コンピュータ)で記事として採り上げられましたので、皆さんにも紹介したいと思います。なお、質問・疑問・ご意見等はMessageLeafよりお願いします!(― Blogging Worker’s Style)





「これは、すごい試みですね・・・」




このプロジェクトの話しを聞いたとき、一種の興奮を私は感じた。


IT革命なんて言葉があっという間に古いものになってしまったけど、実際にビジネスでITが真に活用されているケースは非常に稀だ。FacebookやTwitterといったソーシャルメディアがこれだけ流行っても、どこかで「リアルか否か」という隔絶がそこには浸透している。


でもこの隔絶は近い将来必ず無くなって、もっともっと便利に、そして空間を超えた活動が個人も企業も当然になってくるはず。私はそう思っています。


だから、「My Desk and Team」というサイトに出会ったときに、すごく現実的な夢が見えるようで興奮をした。




My Desk and Team(マイ デスク アンド チーム): 組織人の新しい働き方、暮らし方を紹介するウェブマガジン「My Desk and Team」






今のWebと“リアル”とを分けるものは、「信頼」だと私は思います。


そして、このROBINSはWeb上で“リアル”の「信頼」を補完するプロジェクト。

つまり、隔絶を取っ払うことのできる可能性を大きく秘めた仕組み。だから、私はこのプロジェクトを普及させなくてはならないと感じている。

さっそく、簡単ではあるけどザッとご紹介しましょう。



ROBINSサービスの概要


ROBINSは簡単にいえば「事業者の身元確認を通じて信頼性をアピールする」機能と、「事業に関係する各種番号(コード)を一つのプラットフォームに統合して便宜を図る」機能の2つ機能を有し、そこに掲載された企業にはSSL証明書が発行される。

聞くと何だか難しい。

「ん、どういうこと?」と思った方は、まずは登録してみましょう。使ってみれば分かります。



類似サービスの存在・ポテンシャル


ところで、このサービスに似たサービスがこれまでもあったんじゃないかと、私は最初に思った。しかし、実は類似サービスはなかった。理由は簡単、規模が大きすぎるということと、信頼性を担保する手段がなかったからです。


ROBINSシステムを運営するのは財団法人JIPDEC。あのプライバシーマークを運営している法人です。もともと行政の団体だったわですが、今は民間事業者ということで「半官半民」の強みを持つ法人です。


そして、ROBINSに登録する事業者の信頼性を「確認」するのが行政書士です。


今は実証段階なので、東京都と神奈川県を中心にしていますが、すぐに全国で募集し始めます。興味のある方は今すぐで良いので連絡してください。



料金ポリシーと当面の方向性


行政書士を経由して契約をおこない、行政書士がJIPDECに料金を支払うというものです。確認作業の便宜があるためこのようなカタチになりました。


このサービスは、信頼性を自ら発信することにより取引の機会損失をなくすことが大きく期待されます。


これまでは新しい取引先を探すにあたってネットでむやみに検索し(ググっても)、ヒットした企業がどんな実態を備えているかがわからないため(最近は暴力団排除条例もセンシティブな情報です。)、なかなか手を出しにくく、小規模な企業がピックアップしてもらうことはとても難しいことでした。


しかし、小規模事業者もROBINSによりあらかじめ一定の信頼性を発信でき、ホームページと連動させれば、情報発信を補強することができます。




さらに、グローバルビューイングといって、海外向けに企業情報を発信できますので、今後間違いなく盛んになる海外との直接取引も促進されるでしょう。




理念としては正しい方向。しかし伝わり難い・・・


これがこの数ヶ月間私が苦しんでいた点です。

この社会的ニーズの高い(まだ潜在的かもしれないけど)プロジェクトを成功させるためには、「0を1にする」段階の今を一番頑張らなきゃならないように感じています。1になれば、後は全国に広がるはず。


ROBINSについては、このブログでもちょくちょく紹介させて頂きます。

導入企業へのインタビューなんかもJIPDECに働きかけたり、私自身も独自にやってみようと思っています。たくさんの感想を聞いて、意見をもらって、集合知でサービスを良くする。それがこれからのインフラ事業だと思います。


私自身は、このROBINSを普及させる活動と、小規模な顧問サービスを前提としたWeb法務モデルの構築・普及が、今後5~10年くらいの行政書士としての活動機軸です。


興味を持ってくださった方は是非気軽に声をかけてくださるとうれしいです。


「こうしてほしい」とかっていう意見なんかも、気軽にTwitterやメール、MessageLeaf(ブラウザ右下のアプリ)など経由で連絡くださいね。

 
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