立ち寄った地元のカフェにて |
これは行政書士に限った話ではありませんが、様々なミーティングはまだまだ紙を使って行われています。PCを持ち歩いていない人がほとんどですし、PCで機動的に資料を切り替えたり、情報を共有する習慣がない人の方が圧倒的に多いからある意味で仕方ありません。私としては、紙として資料を持っていると資料そのものを無くしてしまう恐れがあるので、紙媒体は捨てるものとして割り切っていますが、他人に強要することはできないため、紙で資料を用意することが少なくありません。
このとき、本当に有り難いと感じるのはコンビニエンスストアの存在です。今なら、全国チェーンのコンビニであればほぼ全てで印刷できるため、資料の印刷忘れを恐れることは全くありません。
コンビニで印刷する方法
方法はいたって簡単です。
【準備するもの】
① パソコン(機種によってはタブレットも)
② USBメモリ
【手順】
(1)資料をノートPCで作成し、PDFとして保存
(2)保存したデータをUSBメモリにコピー
(3)USBメモリをコンビニに持参
(4)マルチコピー機(コンビニにある大きな複合機)で「プリントアウト」
流れとしてはこれだけです。
手順(4)のマルチコピー機上の操作はコンビニによって若干違いますが、全然難しくないので試してみてください。店員さんに「どうやればいいの?」と聞けば丁寧に教えてくれるはずです。
ちなみに、USBメモリでなくても他の記録媒体でプリントアウトできるコンビニもありますが(セブンイレブンなど)、最も安価でどんな場所でも使用出来るUSBメモリが圧倒的におすすめです。USBメモリしか使えないコンビニもありますので。
ちなみにUSBメモリの種類は何万とありますので、安価で安定的に使えるこちらで十分だと思います。
紛失や、動作不良のリスクに備えて常に2つ以上のUSBメモリを持ち歩いてますが、邪魔にもならず負担はありません。最悪、コンビニでも若干割高ですが買うことができます。
コンビニすらない場合
こういうケースはなかなかないと思いますが、例えば自分が会議している場所から移動できない理由がある場合など、コンビニに物理的に行けないときは上記の方法が使えません。その時は、3つのいずれかの方法で乗り切りましょう。
(1)会場で印刷できないか依頼する
これを方法として挙げて良いか微妙ですが、協力してくれる場合もありますので、頼んでみましょう。ただ、先方のPCのセキュリティ上、外部のUSBを受け付けられないこともよくありますので、まずは聞いてみる程度です。(2)データ共有で見てもらうか、私のPCを一緒に見てもらう(対面の時)
原始的な方法ですが、これで済むならそれで良いと思います。私はデータ共有のために、DropboxとEvernoteを使ってますが、これらをメールかLINEでURLで共有してスマホで見てもらうことが結構あります。
紙などのような一覧性には優れませんが、私自身の説明を聞いてもらいながら見てもらえば基本的に困ることはないと思います。
(3)ポータブルプリンターを持っておく
私は仕事の関係でこういうデバイスを持ち歩くことに抵抗はないですが、仕事でプリントアウトする機会が多い方には悪くない買い物だと思います。モバイルプリンターもかなり手に入りやすい金額で並ぶようになりましたが、印刷のクオリティではこちらが圧倒的に良いと感じています。
値段は2万円程度ですが、仕事ならこの程度の投資はすぐに回収できますから、費用対効果は十分でしょう。組み合わせて、スマートフォンのスキャンアプリを使えば、必要な資料をスキャニングして、それをその場でプリントアウトもできますから、「どこでもオフィス」は完成です。
コンビニでのプリントアウトの経験がない人は、まずはそれに慣れていただくと良いと思います。これを知っていると知らないとでは結構な差が出ますよ。
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【編集後記】
昨日は久しぶりに経営者の友人とミーティングをしました。
私の周りの経営者の友人は、世界に目を向けている人が多く、みんな向上心が高くて刺激的です。地元で活動する私とはスケールも圧倒的に異なりますが、友人らとのミーティングがバランスを保つ上でもとても効果的だと感じます。
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