そんな「特別感」を演出してくれるのが、ランニングステーション。
ただ走ってシャワーを浴びるだけでなく、ちょっとした「気合い」のスイッチが入る場所であってほしい。これは私がランステに求める要素です。
今回、藤沢市にある湘南なぎさパークにランステができたというポスターを見て、行ってきました。
今回はそんなランステを利用してみてのレビューです。
場所:
湘南海岸公園 サーフビレッジ(小田急線鵠沼海岸駅徒歩10分)
営業時間:
8時30分から17時30分まで(7・8月はさらにもう1時間)
休館日:
毎月第1・第3月曜日(休日の場合は直後の平日)、年末年始
入館料:
無料
施設案内:
ロッカー 200円/回 (男女各24ブース)完備
温水シャワー 300円/4分 (男女各10ブース)完備
どこにあるかなかなか分からない
まず最初に、ランステの位置を確認しましょう。
ホームページを見ると、結構広い公園のようなのですが、ランニングステーションはココ!みたいな案内がどこにもない。
そのため、Googleで調べて地図に示された通りに向かったら、江ノ島にある本部事務所?のようなところに案内されてしまい、そこは湘南なぎさパークではないことがわかりました。
正しくは、「湘南海岸公園 サーフビレッジ」にあるらしい。
http://www.s-n-p.jp/shonankaigan_park/news/16020901-copy.html
で、そのサーフビレッジはどこだ?ということになり、国道134号線を戻ったところ、
・・・駐車場がめちゃめちゃある。
一体どこに入ればランステにたどり着くのかと、一緒にいた彼女と話していたところ、どうやら最も西側っぽいという話になり、西側駐車場に入りました(それで正解)。
駐車料金はこんな感じです(ホームページより)。
さて、駐車場からランステのロッカーまで徒歩4分くらい。
正面の階段をくだるとロッカーに。
そしてようやく到着しました。
ロッカーの必要をあまり感じられなかった
こちらは入ってすぐの靴棚。右上にあるのはガチャガチャで、こちらにシャンプーが1個100円で販売してます。
下の写真はロッカールームの中。
ロッカールームからはシャワー室にそのまま入れます。
ロッカーは1回200円。戻ってきません。
シャワーは4分300円。
ちなみに、100円玉で3枚でシャワーを使えるのですが、両替機は見当たりませんでした・・・
アメニティは特にありません。
体重計があるくらいですね。
江ノ島まですぐなのは魅力
さて、ここのロッカーに荷物を置いて走り始めたのですが、やはり湘南。場所はすごくよくて、走り出しから海岸線というのは抜群のロケーションです。
すぐに江ノ島には到着できるし、江ノ島もプラプラ走るには楽しい場所。
ここにすぐにアクセスできるのは実に魅力的です。
まとめ「二回目は使わないかな」
今回は、江ノ島散策も兼ねて6km程度のジョギングをしてきましたが、コースは最高でした。
でも、一緒にいた彼女が「ここでシャワーを浴びたくない」「シャワー室で濡れた状態でロッカールームにも来てる人がいるみたいで衛生的ではない」という文句wを延々と言ってましたので、ランステとして考えるには、冒頭の私の価値観(特別感)からしても二度と使うことはないだろうなぁという感想です。
もちろん、施設としては「ロッカーとシャワーを解放しているだけ」というスタンスなのだと思います。
サーファーだったり、パークの目の前でスポーツして大汗をかいた人にとっては、上記のような諸事情よりも、シャワーを浴びてすっきりできれば良い!という人にとってはとても魅力的でしょう。
要は、ユーザーの目的次第なのだと思います。
ただ、そう考えるとなおさら、走りにくるだけの人にとっては価格も高くて、そのうえがっかりする施設に私のような感想を抱いてしまうのも止むを得ないでしょう。
日常にRUNを。役所に行くついでに走ってみよう。 - Link-up(リンクアップ)- by 北川哲也(行政書士)ブログ
実際、過去のエントリーでもランステについて書きましたが、清潔感があって、スポーツをしようという気持ちにさせてくれる施設で、ロッカーとシャワーを含めて650円程度です。
駐車料金が入っているのだから止むをえないにしても、走ることだけを目的にしている人にとっては割高感しか残りません。
実は現在、とある施設でランステのように使えないかという議論をしています。
その点からすると、今回の湘南なぎさパークはとても参考になる施設です。
割高感にならない明確な使い方の提示
場所に困ることのないようなユーザー視点
車で来る人にとってはロッカーは不要であること
女性にとっては第一に清潔感
コインしか使えない場合に、両替が容易にできるか
このあたりがポイントになるでしょうね。
なんども言いますが、ここのロケーションは抜群です。
だからこそ、もう一歩頑張って「サービス」というレベルにまで達してもらえると、ユーザーは増えるだろうなぁと思いました。