自分のことは自分が一番わかってない、のかも。
ふりかえってみると、実は自分が「うまく行かなかったなぁ」と思うことのほとんどは、同じ原因に基づく、ということがある。でも、そのことを分かっているようで、いまいち分かってないものだから、ずっと繰り返していく。それを止めることができるのはいつなのでしょうか?
実は、今日この「いつか?」という日が訪れました。
私のこの共通する原因を見事に言い当てて、しかも指摘までしてくれた人。この一年間、メンターと言い切れる人たちに数多く出会ったが、今日のこの一言は大きな第一歩につながったと確信しています。
要はこういうこと。
一つの企画を考えるとき、考える順序としては、スタートとゴールとそれらをつなぐプロセスを資料としてまとめるのですが、私の場合は時系列で理詰めのようにつくるところがありました。そのため、未完成なのに深いところを考えすぎる、という何とも痛々しい結果にぶち当たってきたわけですね。
冷静に考えると、この思考パターンは非常にまずいわけですが、これを半ば決して高くない処理能力を全力投球して乗り切ってきた、そんな感であったわけです。
ただ、このやり方をしていれば、結局のところちょっとスケジュールがタイトになり始めると、ことごとく結果を出せなくなってくることになり、最近の私は睡眠時間を削りまくるという、持続可能性のカケラすら感じられない事態に自ら陥っていたことになります。
そんなまずい状況を打破する機会に置いてくれた尊敬するその人に、心から御礼申し上げられるように、やはり来年1年は睡眠時間を削ってでも・・・というのは冗談で、しっかり正しい努力ができる男になろうと心に誓うのでした。
ということで、最近読んだ本。
内容自体はめちゃめちゃシンプルで分かりやすいので、kindleでも2時間程度で読みきれます。
たぶん、日本人のチームビルディングにおいては本質的なところを突いている本だと思う。論理的であるというのは元来欧米的なんですよね。自然とそのような考え方になっていた私のようなタイプの人は、一度手にとって読んでみることをお勧めします。
空気で人が動けるように分かり易い空気をつくっていきたいですね。