これまでにこのブログでも、ホームページ上でもお知らせしてきましたが、現在ROBINSというサービスのパイロット運用中で、掲載協力企業を募集している段階です。
今回はそんなROBINS普及活動中の現状について、私が考える課題と可能性について、ざっくばらんに考えたいと思います。「ROBINSって?」と思われる方だらけだと思いますので、「へぇー」って程度にご覧いただけると良いかなぁって思います。(― Blogging Worker’s Style)
1.ROBINSって?
「第三者確認に基づく企業の信頼性をアピール」するWebサービスです。HP等の自己申告的情報発信に、第三者確認の取れたROBINSサービスが存在することにより、客観性を担保する、というようなもの。先日プレスリリースされたばかりのサービスです。
また、各種許認可などの行政番号を本サービスに統合することで、情報の一元化も可能となり、将来的には行政サービスとの連携も視野にはあります。
現在はとにかく掲載社数を増やしつつ、何よりも具体的な実績を作っていきたいところ。そのため協力者を募っているところです(興味を持って下されば連絡ください!)。
2.課題(皆さんの声)
上記のような説明を聞いても「??」というのが通常の反応。私も最初は「?」という状況でした。
ただ、たしかにWeb上の活動と、対面の(リアルの)活動とはまだまだ隔たりもあり、「信頼性(というよりも客観性)」が担保された情報発信が可能となれば、新しいつながりがBtoBにおいて生まれるのではないか、とは思います。
しかし、それもまた机上の空論。
実際の皆さんの声は、
- ちっとも必要性を感じない
- 売る側の論理でしかない(売る側が勝手に必要と思ってるだけ)
- 行政書士の営業ツールを作っているだけではないか
- タダなら登録しても良いけど、それはタダだからとりあえず登録するだけ
- アピールポイントが弱い
- 固定費を増やしたくない
- 力が入っているようには見えない
など、なかなか厳しいものがあります。
3.私の考え
基本的には皆さんのコメント通りだと思います。このプロジェクトに関わりはじめたときに「なるほど」と思った反面で、「これを必要と感じる人はどれだけいるだろうか?」という疑問も抱きました。そして、現時点で「どこにニーズがあるか?」というような話し合いをしている状況。ニーズ先行ではなく、つくってからニーズを探すんですから、そりゃ厳しいと思います。
まず、「信頼性」をアピールする、ということへの掘り下げ方が非常にアバウトなんだと思います。
「信頼性って何なのか?」「どうやればその信頼性を補完できるのか?」「それが第三者チェックによって実現できるのか?」「信頼性を補完することで取引が加速するのか?」など、どこまでいっても結論が見えづらい。抽象的にはわかるけど、でも実際そんな話じゃないよね、ってことです。
とはいえ、ポテンシャルはあると感じてはいます。そのポテンシャルの引き出し方を追求する役割しか私には担えませんので(開発することも、資本力もない)、動き回って事業者の皆さまの声を聞き続け開発者にフィードバックするしかないと考えています。
4.ご意見・アドバイスをください
こんな状況ですので、まずは登録して声を聞かせて頂ける事業者(会社・NPO・社会福祉法人等)を募集しています。まず1年目は、登記簿謄本などの資料を揃えて頂ければ料金はかかりませんし、登録して頂ければとりあえずGoogle検索でもヒットするようになります。
純粋に信頼性を発信したい方は、どうやればそれが可能か。PRに活用したい人はどうすればPRにプラスになるか。気軽に声をかけてもらえると非常に助かります!