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2013年11月19日

在宅勤務の増加で変わる社会構造



Facebookで友人が次の記事を紹介していました。

一部の業種や業務でしか利用されていなかった在宅勤務(テレワーク)が本格導入の兆しをみせている。
記事によれば、2015年には市場規模として1兆円を超えるという。

この1兆円という数字は、在宅勤務が普及することに伴うセキュリティー対策だったり、通信や設備に関わるものと思われますが、その投資を後押しするために国が調査に乗り出したという形です。

最近はCrowdWorks(クラウドワークス)が有名ですが、業務の発注を直接個人に行うことで費用を抑えたり、逆に個人が企業に属することなく仕事を受けるような仕組みが整いつつあります。企業としてもコスト削減に必要なときに必要なスキルを調達した方が、固定費用を大幅に削減できるし、主要業務に関わらない部分で人材育成をしなくて良いというのは、貴重な時間の節約にもつながります。

と、ここまで見てみるとワークスタイルの話しに収れんしてしまいますが、このスタイルが広がれば人の住む地域が変わってくることは間違いありません。仕事の中心は東京だけど住んでいるのは沖縄、なんてことはもう既に現実化しています。




好きな場所に暮らし、好きな仕事に打ち込む働き方










なにもこれはIT企業に限ったことではありません。「現場」というのが欠かせない仕事は別として、ほとんどの仕事はこの形態に移行することが不可能ではないのです。

それをつき進めていくと、「住みたいところに住む」ということが可能となり、生活拠点の選択肢が広がり、それこそ地域間競争が生まれていきます。教育が充実していたり、緑が多かったり、給付が多かったり・・・様々な特色を売りにして地域が独自性を発揮することが期待されるわけです。

そうして人の動きが変わっていったとき、今のあなたの仕事はどうなるでしょうか?




地方で恩恵を受ける人、都心で恩恵を受ける人、人の生き方が多様化するのは実はこれからなのかもしれませんね。どんどん準備をしていきましょう。



 
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