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2015年9月24日

「今」をどうふるまうか -読書と食事で時間を楽しむ空間、湘南T-SITEに行ってきた




仕事をクリエイティブにやりたいなら、時間を楽しめる生活を目指さなくてはならないと思います。


今は未来に影響する。そんなことを最近思います。どういうことかというと、今仕事ができるのは、過去にそのような結果となるようにふるまえたからです。つまり、今は過去の成果ということです。
同時に、今は未来への取り組みをおこなっているともいえます。今どのようにふるまっているかによって、未来の自分がどのような立ち位置になるかが決まります。


4年前に独立した私は、仕事を取りにいくことに躍起になっていました。雇われている身と独立した身で大きく異なるのは、自分で仕事を獲得して、自分でこなして、自分でお金を受け取るという一連の流れがあることです。独立するタイミングについて「20代で独立しておきたい」という程度にしか考えていなかった私は、この当たり前の事実に気がついていませんでした。


―仕事をできる状況にいたい。


そう考えるのは独立する人なら誰しも考えることですが、そのためにすることは「独立すること」ではなくて、仕事をできる状況に身を置くために「今」何をしないといけないかを考えることであり、それを実践することです。

がむしゃらにやっていればフリーで仕事していても十分食べていけるようになりますが、時間の使い方を意識するかどうかで、「どんなライフスタイルになるか」が大きく変わっていく。そんなふうに、今は考えています。


さて、前置きが長くなってしまいましたが、このシルバーウィーク中に湘南T-SITEに行ってきました。



ツタヤが図書館とカフェの融合をさせたことで有名な武雄市図書館がありますが、ブックストアといくつかのカフェが融合したものがこの湘南T-SITEです。

施設が見えてくるとあっと驚く規模で、想像していた以上に大きく、魅力的な雰囲気を醸し出しています。施設に入ると、中はオシャレなブックストアであり、ところどころに雑貨が売っていたり、カフェが溶け込んでいる。とにかく居心地の良い施設です。

自転車で行ったのですが、お腹が空いていたためまずは遅めのランチを。




これにドリンクがついて1500円。ちょっと高いけど、空間の気持ちよさもあるので、仕事しながら過ごすには良いなぁと思います。

さて、冒頭に書いた「今」についての考えなのですが、こういう場所で仕事をするというのもひとつの手段だと思います。

図書館もそうですが、書店には魅力的な書籍が山のように、そしてテーマパークのようにワクワクさせる陳列をしています。ビジネスであればビジネス、アートであればアートというようにコーナーごとに店のカラーが見える陳列を見て、本を手に取り、パラパラとめくるだけで、頭の中もすごく回る気がします。

また、普段自分が手に取ることもないようなジャンルの本も、おしゃれな雰囲気に手にとってしまい、そこで新たな出会いも生まれる。しかも、その場でゆっくり読める本屋さんですから、アイデアがどんどん湧き出る感覚も味わえます。


5年後、僕はこの仕事と、もう1つ会社を経営しているつもりです。
そのとき、僕は忙しさで忙殺しているか、それとも、今以上に気持ちよく時間を過ごして充実させているか。

たぶん、それは今どのようにふるまうかによっている。


そんなことを感じさせてくれる空間でした。


今年は忙殺されて思うようにいかないことが多く、焦りと不安に苛まれる日々が続きましたが、今一度立ち止まって、笑顔で前を向こうと思います。








 
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