2016年4月30日

日常にRUNを。役所に行くついでに走ってみよう。

一人で仕事をしているなら、何も「定時」に固定されることはありません。ノマドワークをして、各地を走る楽しみを創れます。

横浜にてジョギング中

行政書士をしていると、様々な役所窓口に行きます。神奈川で仕事をしていれば、特に私が多く行くのは、神奈川県庁です。神奈川県庁は、横浜にあるのですが、横浜駅ではなく、そこからみなとみらい線に乗り換えて日本大通り駅や馬車道駅で向かうところにあります(私は車で移動することが多いので、あまり電車に乗ってません)。

一人で仕事をしていると、こういう役所窓口に行くことも自分でおこなうことが普通なため、それだけで半日の大仕事になってしまいます。
大抵は一回の外出で二つ以上の用件を抱き合わせるのですが、私は用を済ませたらさっさと帰ってしまう感じなので、振り返ってみると結構もったいないことをしてきました。

せっかくどこかに行ったら、その地域を少しは楽しもう。

そんな風にシフトチェンジを図っています。
私は、出張や私が所属している青年会議所の会議で遠方に行く時は、決まって朝RUNをおこないます。旅先での最大の楽しみがこの朝RUNなのですが、これをすることで、浮き足立った自分の足が地につく感じがして、地域を味わうことができます。

これまで、遠方でしかしてこなかったこの習慣を、これから日常までブレークダウンしたいと思い、まずはよく行く横浜で試してみようと考えました。前置きが長くなりましたが、神奈川県合同庁舎の近くにあるランナーズステーション「THE SPACE」に行ってきたので、ご紹介します。


1.ザ・スペースのご紹介



ザ・スペース / 横浜みなとみらいエリアでの快適なジョギング・ランニング・自転車ライフをサポートする『ランニング&バイクステーション』






場所としては、TVK(テレビ神奈川)のすぐ目の前です。
建物の2階に位置します。

入ってみるとスポーツグッズが置いてあり、スタッフの方が1〜2名いますが、「初めてなんですが」とお伝えすればすぐに申込書を渡されます。それに必要事項を書いて、650円を払えばロッカーを案内されます。



これがロッカー。奥には広くはないですが、シャワーも3つあります。



ロッカーの大きさとしては、幅20センチくらいでしょうか。高さは1メートルちょっとあるくらいです。リュックユーザーの私は、無理やり押し込んだ感じです。


思ったより充実しているのが、アメニティ用品。制汗スプレーまであるので、基本的には用は足りそうです。


2.やはり走ってみると横浜は良いところだった


私が向かった先は赤レンガ倉庫の方面。平日の昼過ぎなので、ビジネスマンだらけの街並みです。





スタートして5分もすれば、赤レンガ倉庫に来れます。普段は仕事でしか来ないこの地も、ちょっと自分の足で走ってみるといろんなにおいを感じ、風を感じることができる。ただの仕事時間が、少しだけ人生を豊かにしてくれる感じがします。

今回は実は体調が悪かったため、20分程度のRUNで終えてしまったのですが、よく行くこの地に一つの楽しみができました。


日中はすべて仕事に費やさなければならない決まりはありません。仕事のマネジメントさえできていれば、もっと気持ち良く過ごせるように工夫できるのは自分次第です。

走る、美味しいものを食べる、誰かに会う。そういうことを日常に散りばめながら成長できたら理想だと思います。


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【編集後記】
RUNをするときにはNIKEのスポーツウォッチを身につけて走っています。GPS機能がついていて、走行ルート、ペースなどのログをつけてくれるのですが、過去数年をデータで振り返ってみたら、走行頻度が年々50ずつ減っていました。今月は15回くらい走りましたが、こりゃ太って当たり前だなと反省しました。こういう反省をさせてもらえるからこそ、データ管理は必要だなぁと当たり前のことを再確認しました。





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2016年4月21日

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(著:佐々木典士)

辻堂にある湘南T−SITEでは、多くの本と出会う機会に溢れています。近くに住んでいる方はぜひ足を運んで欲しいのですが、ただ単に本屋にカフェが入っているという話ではなく、訪れる人の動きや、ライフスタイルの提示みたいな部分までしているところが、魅力なのかなぁと感じます。



さて、今回はそんな湘南T−SITEで出会った一冊の本のご紹介です。



ミニマリスト、という言葉を聞いたときの率直なイメージとしては「所有を過剰に嫌うスタイル」というものだったのですが、読んでみて自分のこととして捉えてみると、参考になることが多いなぁと思いました。

この本から僕が学んだこと、それは「縛られないための環境を作り、維持するために自分を律する必要がある」ということです。

日頃、早起きをすべきと考えたり、暴飲暴食を避けるべきと考えたり、アルコール摂取に気をつけたり、運動したり、勉強したり、大切な人たちとのコミュニケーションを大切にしたり、仕事をしたりというのは、私という人生を豊かにする、もっと言えば生きがいを感じながら生活をするためなのだと思います。

そのために、物に固執したり、どこに何があって、何をいつまでにしなければならないかを管理できていないと、生きがいどころか、その日暮らしの生活になってしまい、大切なものを見失ってしまいます。

実は、この2年くらいをそのような状況で過ごしてきた大いなる反省から、断捨離を実行し始めたところだったのですが、この本が背中をさらに押してくれました。

過剰ではない、私なりのミニマリストを目指して、いろいろと整えていきます。





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【編集後記】
断捨離をしていると、気がつくと自分自身の断捨離も始めています。ダイエットです。食事でダイエットするのは私に合わないので、まずは運動を。習慣化するところを始めています。このブログでもその経過を紹介していきたいと思います。

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2016年4月20日

上手くいかないなら、環境を制限する選択も試してみる

ノートパソコンをMacBook airにして二週間が経ちました。予想以上に問題がなかった、という以上に想像以上に快適です。

事務所にて

このたび、初めてMacのパソコンを導入しました。iPhoneユーザーであり、iPadもずっと使ってきた(最近、失くしてしまったのですが)ため、パソコンもMacにしたいなぁと考えていたのですが、Windowsでなくなると仕事に大きな支障をきたすと考え、手を出せていませんでした。でも、その心配は不要だったように感じ始めています。


私の仕事環境


独立してからの5年間、私の仕事環境は、デスクトップPC(DELL)、ノートPC(最近はレノボ)、iPhone(スマホはiPhoneしか使ったことがない)、iPad(1と2を持っていました)の4つを駆使してきました。デスクトップPCでできることをノートPCでもできるようにして、フリーランス的にこの仕事を「どこでも、いつでも」できる環境をつくることに専念してきたのです。
おかげさまで、海外にいても仕事はできますし、ちょっとした空き時間にも仕事はどんどん進められました。


行政書士として使用する業務用ソフトは使えない


ところが今回、ノートPCをMacBook airに変えたことで、仕事環境は激変しました。結論として、「整理」され始めたのです。
当然のことですが、以前より危惧していました業務用ソフト導入については断念せざるを得ません。行政のシステムもWindows仕様ですし、行政書士としての業務用ソフトも専らWindows仕様です。例えば、外出先から会社登記簿謄本(履歴事項全部証明書)をオンライン請求しようとしても、それが叶わぬようになります。これまでは、「あ、謄本を取っておこう」と考えたら、ひとまず近くの法務局に行って、駐車場でオンライン請求したりしてたのですが、それもできません。建設業の申請で書類を作成するにあたっても、クライアント会社さんの事務所で作成できたものが、今後はできなくなります。普通に考えて、相当なデメリットです。


「何でもできる→できることは限られている」からのイノベーション


ただこうして不便な状況が生まれたことで、これまでの私の課題が抜本的に変革できそうな予感がしてます。どういうことかというと、「どこでも、いつでも」仕事ができる環境を整えていた結果、それが仇となってメリハリをきちんとつけられていなかったのです。そのため、事務所で取り組んでいる作業があっても、急遽別の作業が入り込んできて、事務所でやっていた仕事を外出先に回したりして、結局タスクが膨れ上がっていく状況になってしまい、いつも「あ、この時間にあの資料づくりの続きをやらなくちゃ」という強迫観念に迫られてきました。

もともとノートPCの環境を高めていた趣旨は、空間から自由になることを目的にしていたのですが、気がつけば、空間に関係なく時間に縛られるようになっていたのです。

ところが今回MacBook airを導入したことで、この呪縛から強制的に解放されることになりました。「外出先では、行政書士プロパーの書類はつくれない」という状況になったため、「外出先では、事務所とは別のことができるようになった」という状況です。

例えば、私の仕事は個人の民事法務をほとんど受けておらず、専ら会社の許認可や融資・助成金申請、法人設立系が売り上げの6割を占めておりますが、それらの仕事は、

① 打ち合わせ:2割
② 調査・計画:5割
③ 資料収集:1割
④ 資料作成:2割

くらいの時間配分です(ざっくりですが)。
これまで④についてばかり環境を整えてきたことに気がつき、逆にそればかりに頭がいってしまってました。

その結果、本来力を入れるべき②に当てる時間が足りなく、結果として①が増え、③がもたつくというような事態になっていました。それが環境変化によって②に割かざるを得ないことになり、本来あるべき姿にシフトチェンジできそうな気がしています。

私のように段取りがまだまだ上手くないものにとって、今回のように、あえて環境を制限することで調整ができる人もいると思います。同じような課題を抱える人は、「あえて制限を設ける」という選択を考えてみても良いのではないでしょうか。


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【編集後記】
密かにいつも読ませていただいている税理士の井ノ上さんのブログ(EX-IT)を参考にさせていただこうと、編集後記などのコーナーを最後に設けさせていただくことにしました。

いろいろと皆さんから吸収させていただきながら、自分なりのスタイルを創っていけたらと思います。

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