2015年9月30日

やりたいことを実現するために無用な選択肢を削除しよう|「やらないことリスト」を作ることにしました

大切なものをきちんと大切にできる人生にしたい。家族を大切にする、つながりを大切にする、穏やかさを大切にする。そのために、「やらないことリスト」を今こそ作り始めよう。




限りある時間、誰もが平等に持っている時間。これをどれだけ満足度の高い質にできるかは、全て自分にかかっています。

この人はすごいなぁと感じる方々の多くは、その時間の過ごし方がうまい。ドタバタで過ごしている人を、おそらく尊敬する人はいないでしょう。著名な方が、忙しいであろうにTwitterを頻繁に更新していたり、旅行や食事に多くの時間を割いているように「見える」のは、その背景に自分のスタイルを確立できているからだと思います。たぶん、それは意識してのことか、そうでないかもしれませんが、そういう努力の結果です。

私は、フリーの立場で仕事をするようになってから、特にこの2年くらいは過去に出会ったことのない忙しさに突入しています。最初は、多くのスケジュールが埋まっていることに安心感を覚え、「仕事がたくさんあるなぁ」とか、「まだまだ伸ばすぞ」って息巻いていたのですが、環境が大きく変わったこの半年くらいで、「これは良くない状態だなぁ」と考えるようになりました。


何のために生きているのか?


誰もが抱くこのような疑問に改めて向き合うとき、このまま突き進むのは反する結果になることを感じます。


そこで、様々なブログや著書を参考に、「やらないことリスト」を作っていくことにしました。



「やることリスト」の逆、「やらないことリスト」の重要性 - GIGAZINE









やりたいことを実現するために捨てるべき選択肢を増やしていこう、ということです。

私たちは、選択に選択を重ねて人生を歩みます。その選択が「こうありたい」と願う自分に直結しないなら、まずは捨ててみよう。そんな気持ちです。


日々更新していきます。皆さんにも公開していけたらと思います。これで自分を縛れるかなっ。





北川哲也のやらないことリスト


2015年9月29日

フリーランスで生活にとことんこだわろう|箱根で考えてきたこと

フリーランスで仕事をするためには、生活は自分でとことんこだわって組み立てるしかありません。




この二日間、箱根に泊まってきました。

怒涛のスケジュールで疲れ果てていたため、癒されてきたという感じです。温泉も充実していて、食事も美味しく、施設も非常に整っているためゆっくりすることができました。






そして今日、2015年度の後半戦をスタートさせることになるのですが、休暇中に考えたことを実行しようと思います。それが、生活スタイルの抜本的変更です。

5年目を迎える行政書士としてのフリーランス業、4年目になるNPOでの活動、3年目になる青年会議所活動、1年目の共同生活、変化する環境の中で、きちんとすべてを大切にするためには、自分の生活を一般的なそれと同じように組み立ててはいけないという考えに辿りつきました。

誰が8時間勤務と決めたのか?誰が9時から18時を基本的な仕事時間に決めたのか?誰が忙しいときは睡眠を削るしかないと決めたのか?

こういう一つ一つの疑問に改めて向き合おう。そんなことを考えました。

そんな折、とても参考になるブログに出会ったんですね。



 EX-IT | ExcelとITで効率化して、仕事と人生を楽しもう[税理士 ブログ]









著者は存じ上げなかったのですが、フリーランスとして活躍される税理士さんのようです。ブログを読んでいると、自分の生活に本当にこだわっていることが分かります。とても工夫をされています。

このブログを読ませていただいて、いろいろと決心がつきました。


当たり前を捨てよう、自分で自分の人生をつくろう


こんな風に思いました。一人で仕事をしているから限界がある。だから組織化すべきだ。これが最近の自分の頭の中だったわけですが、何人で仕事をしていたって限界はあるわけで、また、一人で仕事をしていても十分余裕を持って生活をできるわけですから、まずはフリーランスとしての人生をこだわって生きたいなと。

今抱えているいくつかのプロジェクトの中には、事業化した方が良いものもあるので、それらは会社化していく予定は変わっていませんが、そういうプロジェクトは複数名でおこない、行政書士業はフリーランスでおこなう。それなら道はあるなと考えました。


第一歩は、生活時間の前倒し。なかなか割くことのできない事務時間を早朝に起きて、午前中は徹底してそれに回そうと。頭もクリアな時間に事務作業に集中し、ミーティングやスポーツは午後に回し、会合は夜に数を決めておこなおうと。この辺りは上記のブログを大いに参考にさせていただきます。

これからどうなっていくか分からないですが、自分の人生にとことんこだわりを持って、前向きに突き進もうと思います。







2015年9月26日

夜行バスで時間とお金を有効活用|青森県八戸市に0泊3日で行ってきた

窮屈ではあるものの、過ごし方を工夫すれば夜行バスは時間もお金も節約できてオススメです。

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実は昨日、青森県は八戸市にいました。0泊3日(バスで2泊)という弾丸スケジュールです。

新幹線を使って3時間強で着く場所に、バスで11時間ちょっとかけて向かうというある意味で非合理的な手段なわけですが、新幹線に乗れるスケジュールであっても1人で移動するときはなるべく夜行バスを使用します。




1.寝ている間に移動ができる


夜行バスなので当たり前なのですが、睡眠をとっている間に移動ができるというのは素晴らしいことです。睡眠の質という観点からすると決して良くないですが、一時的な期間に過ぎないためまだまだ今の年齢では気になりません。

お酒を飲んでからでも乗れますし、トイレ休憩も取れますし、清潔で女性の隣は女性と通常は決まってますから安心です。

今回の八戸はこれまでで一番遠かい夜行バスでしたが、5時間くらいは寝れましたので日中にフル活動できました。




2.目が覚めても読書かネットしかできない


夜行バスなので皆さん寝てます。ですので、仮にパソコンをやろうとしても迷惑になってしまうため、真っ暗な車内でできることといえばスマートフォンの操作くらいです。

この制限された状況というのは、読書をするにはとても良いです。この時の読書はAmazonのKindleです。

私は本を読むなら紙の方が良いと思いますが、移動や隙間の時間を活用するうえではKindle(アプリ)のポテンシャルは紙の書籍のそれよりも遥かに高いです。所詮は「慣れ」の問題です。

スマートフォンで文献を読めるようになれば、時間も有効活用できますし、通常は紙の書籍よりも値段が数百円安いため、お金の節約にもなります。




3.早朝から活動できるうえ、ジョギングも可能


旅の醍醐味の一つとして、私はジョギングが欠かせません。

普段とは異なる土地でジョギングをすると、ある種の冒険感のようなワクワク感を味わえますし、リフレッシュ効果もあります。特に、夜行バスで凝り固まった身体をほぐす上でも到着後のジョギングは有効です。

また、ジョギングをして酸素を多く吸っていると、その土地に馴染むような感覚を味わえます。これは感覚的なものでしかないのかもしれませんが、私の場合はジョギングをすることによって地に足がつく気がしてます。

このジョギングをするためには、銭湯を活用するのがオススメです。出発前にその土地の銭湯の位置を確認して、まずはそこに向かう。そして、荷物を預かってもらってジョギングをする。終了後は、しっかりお風呂に入って、これで完璧な1日がスタートします。


4.まとめ


いかがでしたか?

制約される環境に身を置いた方が工夫も生まれるものだと思います。

これは私のパターンですが、こういう時間やお金の節約の仕方もあるんだなぁという一つの参考にしていただけたら幸いです。




2015年9月25日

セルフブランディングは簡単ではない|『ブログ起業 10年9割廃業時代を生き 抜 くブログ×ビジネス戦略』を読んで


自分をどのように見せるか、というのがセルフブランディングであるとすると、実はすごく難しい。というのは経験的に分かることだと思います。人の目を気にする人はすごく多いけど、うまく立ち回れる人が少ないように、なかなか自分をブランディングするというのは簡単なことではないのです。

amazonでたまたま見つけた『ブログ起業 10年9割廃業時代を生き抜くブログ×ビジネス戦略』という電子書籍を読みました。よく語られることの多いブログを使ったセルフブランディングの話しだろうなぁと想像しましたが、著者のかん吉さんのブログを拝読したことがあり、とても素晴らしい内容だったので購入しました。


1.ブログは定性的な実績を集積する場(ツール)


元来、私たちは自分の実績をPRするために履歴書をつくってきました。同じフォーマットで、学歴や職歴、資格を記載して、ちょこっと意気込みを書くというものですね。これは一つの合理的なやり方で、多数の候補者を選択する際に共通のフォーマットがあるというのは、比較がしやすいんですね。

でも、そういった学歴などで人柄は判断できず、実際に社会で仕事をする際には、本人の能力が大切なのはもちろんですが、それよりもその人となりが大切であるというのは、皆さんも経験的に共感できるんじゃないでしょうか。

そうすると、「この人ってどういう人なんだろう?」ということをみんなが分かり合えると、より納得のいく成果が出ることになりますが、実際問題、そんな分かり合えるくらいに近づくこともできないし、多数の候補の中で選ばれるというのは至難の業です。しかも人となりを分かってもらうための情報量は相当のものですから、紙に落とし込むのは不可能に近いでしょう。

しかし、日々の取り組みや趣味など、定期的にブログに書いておけば、蓄積すればするほどあなたの経験に結びつく人たちと出会えたり、様々な候補者の中から選択してもらえる可能性がグッと高まります。


2.ただの日記ではいけない(商品である)


とはいえ、ただ闇雲にブログを書けば良いというものではありません。
冷蔵庫に寝て涼む写真を冗談半分でツイッターにアップして笑えない状況に陥った方々がいましたが、何も考えないで情報を公開してると、どれだけ優秀な人でも社会的評価を著しく下げてしまいます。

しかも、一度下がってしまった評価を回復するのはかなり困難です。わざわざその人の情報をその後もフォローする人は少ないからです(現に、彼らのツイッターアカウント等を現在もチェックしてる人はほとんどいないでしょう。)。

あなたがどのように見てもらいたいか、そんな基準で情報を選択して見せていかないと、あなたのイメージは一人歩きしてしまいます。

私の場合、仕事は行政書士で、業務内容は各種法人の立ち上げから、事業に関係する許認可手続の代理やコンサルティング、助成金や融資の申請サポートを主な生業としてるため、なるべくそういう分野に関係する方々が読んだときに、面白いと少しでも感じていただけるようにテーマ選択などをしていますが、でも専門的なことはあえてブログには書きません。ましてや、家族のことなどプライベートなことにも触れないようにしてきました。


3.語らずして語る営業ツール


人はあからさまな営業を受けることを嫌います。保険などでは皆さんも経験があると思いますが、就職して突然友人や知人に営業をかける人がいます。それを気持ちの良いこととして受ける人は多分多くないでしょう。

この点、保険がどのように役に立つのかというようなことを、いやらしくないカタチで日々書き連ねておけば、「へぇ、そうだんだ。ちょっとあいつに相談してみようかな。」というように、相手から来てくれるようになります。

今回読んだ本のコンセプトからは少し外れるかもしれませんが、ブログの一つの力だと思います。しかも、それが「今」だけでなく、「この先の未来」にも同じように作用し続けますから、ストックしておく価値は大変なものです。


4.自分がコンテンツになるソーシャルメディア時代


以上のことは、どこにでも書かれていることですが、でもあまり実践されてません。私もそうです。

これはもはや「やる」か「やらない」かの違いに過ぎないわけですが、やる人が少ないのでやれば効果があるという極めてシンプルな結論です。

誰もが情報発信できる今、どんな自分をみてもらうか。ぜひともその点を戦略的に考えて、自分磨きを楽しめたら、きっとネットリテラシーも高まり、同じように前向きな人たちとつながれるように思います。

自戒を込めて、お互いがんばりましょう。







2015年9月24日

「今」をどうふるまうか -読書と食事で時間を楽しむ空間、湘南T-SITEに行ってきた




仕事をクリエイティブにやりたいなら、時間を楽しめる生活を目指さなくてはならないと思います。


今は未来に影響する。そんなことを最近思います。どういうことかというと、今仕事ができるのは、過去にそのような結果となるようにふるまえたからです。つまり、今は過去の成果ということです。
同時に、今は未来への取り組みをおこなっているともいえます。今どのようにふるまっているかによって、未来の自分がどのような立ち位置になるかが決まります。


4年前に独立した私は、仕事を取りにいくことに躍起になっていました。雇われている身と独立した身で大きく異なるのは、自分で仕事を獲得して、自分でこなして、自分でお金を受け取るという一連の流れがあることです。独立するタイミングについて「20代で独立しておきたい」という程度にしか考えていなかった私は、この当たり前の事実に気がついていませんでした。


―仕事をできる状況にいたい。


そう考えるのは独立する人なら誰しも考えることですが、そのためにすることは「独立すること」ではなくて、仕事をできる状況に身を置くために「今」何をしないといけないかを考えることであり、それを実践することです。

がむしゃらにやっていればフリーで仕事していても十分食べていけるようになりますが、時間の使い方を意識するかどうかで、「どんなライフスタイルになるか」が大きく変わっていく。そんなふうに、今は考えています。


さて、前置きが長くなってしまいましたが、このシルバーウィーク中に湘南T-SITEに行ってきました。



ツタヤが図書館とカフェの融合をさせたことで有名な武雄市図書館がありますが、ブックストアといくつかのカフェが融合したものがこの湘南T-SITEです。

施設が見えてくるとあっと驚く規模で、想像していた以上に大きく、魅力的な雰囲気を醸し出しています。施設に入ると、中はオシャレなブックストアであり、ところどころに雑貨が売っていたり、カフェが溶け込んでいる。とにかく居心地の良い施設です。

自転車で行ったのですが、お腹が空いていたためまずは遅めのランチを。




これにドリンクがついて1500円。ちょっと高いけど、空間の気持ちよさもあるので、仕事しながら過ごすには良いなぁと思います。

さて、冒頭に書いた「今」についての考えなのですが、こういう場所で仕事をするというのもひとつの手段だと思います。

図書館もそうですが、書店には魅力的な書籍が山のように、そしてテーマパークのようにワクワクさせる陳列をしています。ビジネスであればビジネス、アートであればアートというようにコーナーごとに店のカラーが見える陳列を見て、本を手に取り、パラパラとめくるだけで、頭の中もすごく回る気がします。

また、普段自分が手に取ることもないようなジャンルの本も、おしゃれな雰囲気に手にとってしまい、そこで新たな出会いも生まれる。しかも、その場でゆっくり読める本屋さんですから、アイデアがどんどん湧き出る感覚も味わえます。


5年後、僕はこの仕事と、もう1つ会社を経営しているつもりです。
そのとき、僕は忙しさで忙殺しているか、それとも、今以上に気持ちよく時間を過ごして充実させているか。

たぶん、それは今どのようにふるまうかによっている。


そんなことを感じさせてくれる空間でした。


今年は忙殺されて思うようにいかないことが多く、焦りと不安に苛まれる日々が続きましたが、今一度立ち止まって、笑顔で前を向こうと思います。