2014年12月31日

可能性の無限の広がりを感じた一年でした。

2014年も残すところ、あと50分程度。皆さんお酒を飲んだり、テレビを見たり、パーティーをしたり、仕事をしている人も、それぞれの人生を過ごされていることでしょう。僕も両親と酒を飲み、テレビを見て、そろそろ静かな時間にしようとPCを開きました。

皆さんにとって、2014年はどんな年だったでしょうか?

社会をふりかえってみてもどんどん景気がよくなっているように見えましたし、消費税が上がったり、ゴーストライターが世間を賑わしたり、大雪も大問題でしたね。そして、衆議院解散総選挙。社会問題として大きく取り上げられたのが、いわゆる脱法ハーブなどのドラッグですね。食品の偽装問題なんかは例年のごとくピックアップされています。さらに、デング熱の感染が日本で見られたり、国際的にはエボラ出血熱の拡がりもいまだなお食い止められておりません。

たった1年でも日本だけでも、そして世界の中でも僕らの周りには激動の変化が生じているわけですが、そのなかで僕らはどうだったのでしょう?

この1年の際立った出来事としては、


(1)シンガポールでの研修活動に日本人でただ一人参加させていただいた

(2)凄まじいほど多くの出会いに恵まれた

(3)新車を購入した


派手ではないけど、自分としては評価している点です。

(1)シンガポールでの研修活動に日本人でただ一人参加させていただいた


8月に同国で開催されたASIAN ACADEMYという青年会議所の事業があるのですが、縁が縁を呼び、参加の機会をいただけたので無謀にもチャレンジしてきました。実は初めての海外で、英語もろくに話せない僕が、日本人がいない環境でアジアの同世代の仲間と合宿をしてリーダーシップを学ぶ研修を受けました。

これは、友人がすごく増えましたし、精神的にとてもタフになりました。日本語が通じない環境で、疲れてくると段々話しが聞き取れなくなっていくんですよね。この異常な疲労感と緊張感を逃げ場のない状況で乗り越えられたのが、とても自分にとって大きな経験となりました。

これを機に、これまで日本のローカルにしか興味のなかった僕が、数年でアジアに会社を立ち上げることを決意。ローカルtoグローバルを本格的にチャレンジしようという自信につながりました。
今後の展開を是非楽しみにしててください。


(2)凄まじいほど多くの出会いに恵まれた


シンガポールの話しもそうですが、尊敬できる人たちと国内でも非常に出会う機会に恵まれました。人は人によってのみ磨かれる、というのを痛感した一年でもあります。今は、受け取る側でしか存在できていませんが、来年は与えられる存在に一歩でも近づけるようにがんばります。


(3)新車を購入した


これは一つの目標でした。一般乗用車ですが、車を購入したことで、仕事の推進力がググッと上がったのが分かります。僕らは様々な活動をしていますが、やはり経済的なベースが整わないと何事もうまく行きません。一つ一つ目標を達成していくのが絶対に大切です。
来年は、受けた融資の類を返済し、過去の奨学金も返済しきるのが目標。その上で、事務所の新規出店、そして人員増強が目標です。


この一年を通じて、、多くのお仕事の依頼をいただきました。
ただ、それらをスピーディーにこなせたかというと首を横に振らざるを得ません。

理由は、キャパシティーを越えたことにあります。否、キャパシティーを使いきれるような環境を創れなかったことが原因です。


2015年は、やはりスケジュール管理と事業計画にこだわります。そうすれば、今年の課題はそれほど難しくなく乗り越えられると信じています。ただ、それがこれまでできていなかった部分であることは間違いありませんので、様々な障碍を潰しながら、攻めの姿勢は崩さぬようにします。


つらつらと書いてみましたが、やっぱり今年は人に恵まれました。

多くの出会いと機会を提供してくださった、尊敬する皆さま。
すばらしき一年をお迎えください。

本年も誠にお世話になりました!


(それでは。)






2014年12月27日

自分のことは自分が一番わかってない、のかも。



ふりかえってみると、実は自分が「うまく行かなかったなぁ」と思うことのほとんどは、同じ原因に基づく、ということがある。でも、そのことを分かっているようで、いまいち分かってないものだから、ずっと繰り返していく。それを止めることができるのはいつなのでしょうか?


実は、今日この「いつか?」という日が訪れました。


私のこの共通する原因を見事に言い当てて、しかも指摘までしてくれた人。この一年間、メンターと言い切れる人たちに数多く出会ったが、今日のこの一言は大きな第一歩につながったと確信しています。

要はこういうこと。

一つの企画を考えるとき、考える順序としては、スタートとゴールとそれらをつなぐプロセスを資料としてまとめるのですが、私の場合は時系列で理詰めのようにつくるところがありました。そのため、未完成なのに深いところを考えすぎる、という何とも痛々しい結果にぶち当たってきたわけですね。

冷静に考えると、この思考パターンは非常にまずいわけですが、これを半ば決して高くない処理能力を全力投球して乗り切ってきた、そんな感であったわけです。

ただ、このやり方をしていれば、結局のところちょっとスケジュールがタイトになり始めると、ことごとく結果を出せなくなってくることになり、最近の私は睡眠時間を削りまくるという、持続可能性のカケラすら感じられない事態に自ら陥っていたことになります。


そんなまずい状況を打破する機会に置いてくれた尊敬するその人に、心から御礼申し上げられるように、やはり来年1年は睡眠時間を削ってでも・・・というのは冗談で、しっかり正しい努力ができる男になろうと心に誓うのでした。



ということで、最近読んだ本。



内容自体はめちゃめちゃシンプルで分かりやすいので、kindleでも2時間程度で読みきれます。

たぶん、日本人のチームビルディングにおいては本質的なところを突いている本だと思う。論理的であるというのは元来欧米的なんですよね。自然とそのような考え方になっていた私のようなタイプの人は、一度手にとって読んでみることをお勧めします。

空気で人が動けるように分かり易い空気をつくっていきたいですね。


2014年11月29日

自分だけペーパーレス化しても意味ない



最近になってようやく理解できたのですが、ペーパーレス化が真に威力を発揮するのはコミュニケーション手段がペーパーレス化したときなのだ、ということ。

断捨離ブーム

断捨離(だんしゃり)とは、不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のこと。
ウィキペディアを見ると、こんな風に定義されていますが、極めてパーソナルな意味合いで使われている言葉だということが分かると思います。私自身も、断捨離を開始したのは2009年で、数百冊の書籍をPDF化したのが最初でした。データにすれば、どれだけ重い書籍も何冊でも持ち歩ける、OCRを使えば情報は検索すればよい、何よりも、物がなくなることによって得られる精神的なゆとりが一種の快感になったわけです。

巷でも大量の断捨離啓発本がバカ売れされ、断捨離コンサルタントなる仕事まで登場した始末。時代がアナログからデジタルに切り替わっていく大きな節目とも言えるかもしれません。

SNSの流行はまだ一部・・・

この断捨離が進み、企業も情報管理を電子化することが増えてきて、それはプライベートなところから仕事というパブリックな場面にも浸透し、一般の人々までもが「合理化」にこだわるようになってきました。それがやはりこの5年くらいが顕著でしょう。

スマートフォンのアプリにも「仕事効率化」なんて言葉でカテゴライズされたものが、おそらく一昔前ならそんなものの人気はなかったでしょうが、今では常にランキング上位にこのジャンルが食い込みます。

企業人の会話にもLINEやSkypeといったチャットサービスが使われるようになって、今は社内SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)も大きな産業になっています。

この流れは、コミュニケーションのカタチに実は大きな変化を生み出しています。
というのも、従来は情報のやり取りは、お互い思うことを相手に投げて、それを受け取った側が考えたことを投げ返す、キャッチボール型のコミュニケーションだったわけですが、デジタル時代においては、自分で考えているプロセスも相手に伝わるような「共有」型のコミュニケーションに大きく変わろうとしています。社内SNSも活用の仕方は企業それぞれでしょうが、真に威力を発揮するのはプロセスの共有においてなのです。

まだまだこの流れは一部に過ぎませんが、断捨離というのはその現象が一部表出したことを意味するんじゃないかっていうのがふりかえったときの私の感想です。


それを望む自分から周りを変えていこう

なんでこんな話しを書いているのかというと、この流れは私自身も大変歓迎しているところである一方、自分だけ断捨離していても仕事の効率化というのは小さく、関わる相手の人たちを皆さん自分と同じ感覚にしていく必要があると、絶望的に実感したからです。

考えて、まとめて、共有する、というプロセスではなく、考えていることがそのまま共有される、手元にある情報がそのまま共有されている、というレベルを実現したいと考えている以上、それは何よりも自分自身から近しい人を変えていくしかないのです(←今自分に言い聞かせてます)

会議のときに、紙資料を配るなんてもうよそうよ、紙が好きってことと会議を効率的におこなうってこととは全然違う話だよ、というかそもそも会議というカタチすらそんなしょっちゅうやってる場合じゃないよってことを、まずは自分から小さなインパクトを起こさないと、と思いを新たにがんばります。。



2014年11月12日

衆議院解散なるか|僕らは何を考えるべきか

この数日で衆議院解散の機運が急上昇しています。いわゆる「政治とカネ」の問題が表面化し、足を引っ張る要素が増えてきたことに加え、政策の中心ともいえる消費税増税や安全保障政策という国民の議論が必要なテーマを乗り越えるために、国民の支持をきちんと取り付けておきたい(逆に言えば、ここで政策提示をして信任を得れば、ことは一気に進む。)というのが本音でしょう。

他方で、現政権にとって野党はもはや相手になっておらず、ここで与党を手中にしたいという戦略的な意図もあるといわれています。

このような状況下で、僕ら国民が考えるべきことは何なのでしょうか?


今回選挙となれば、もはや結論は安倍首相のシナリオ通りに進むでしょう。つまり、相当程度に来年以降の動きが具体的に見えてくるということです。

そして、それは別に選挙をせずとも変わりません。

国民の真意を問うとしつつも、実際には政策の正統性を裏付けることによって推進力を得ることが目的ですから、600億から800億円近い税金コストをかける必要が果たしてあるのかどうかという疑問はあります。


しかし、こんな選挙をするかしないかについて僕らが考えることは生産的ではなく、考えるなら現政権の内容を改めて見つめなおし、これからどんな選択を個々人が取っていくか。選挙をするのであれば、そういうことを考える機会にしないといけないと思います。

10%に消費税が上がることが分かれば、1年後にはどんな変化が待っているのか、とか。自分の仕事はどのような影響を受けるのか、とか。消費税が上がることで、福祉が向上して、家庭の介護負担などが下がるんじゃないか、とか。安全保障政策の影響で、領土や領海問題にどのような影響が生じるのか。その場合に、僕らの食卓はどんな変化を迎えるのか、とか。

考えていくと無限に広がりうる問題ですが、結果において僕達はあまり未来を考えないで日々をすごし、政治を眺めているのみのような気もします。


とりとめもない文になっておりますが、どうせ選挙するなら、なんだか勢いだけで進んでいる現在の空気を精査するには良い時期としてポジティブに捉えたいですね。


(それでは。)

2014年11月11日

Evernoteと日本経済新聞の連動って興味深すぎる



日経平均が大幅に伸びている状況に、市場は増税回避を期待しているのをとても感じつつ、衆議院がここで解散されると個人的に忙しくなるので少しモヤモヤしています。

とはいえ、今朝のこんなニュースに個人的には気持ちが高揚しました。


エバーノートと日経、資本・業務提携 電子版を活用


曰く、

「提携によりエバーノートの利用者は、文書を作成する際に文書の内容に関連した日経電子版の記事の自動配信サービスが使える。
 日経電子版の読者は記事を閲覧しているときに、エバーノートで作成・保存しておいた文書から記事に関連する情報、名刺などを自動的に表示できるようになる。」

すごく面白いですね。

日経電子版とEvernoteも有料会員になっていますので、こういう相乗効果は素直に嬉しい。どの程度活用できるか分からないけど、メモ帳と新聞とが勝手に連動してくれれば、アイデアと実務がどんどんつながる可能性もあります。

メモすればするほど、自分のアンテナは感度が高まるわけですから、ますますiPhoneが手放せなくなりそうです。


2014年11月10日

茅ヶ崎北陵高校の同窓会定期総会というものに参加してきました、という話し。


久しぶりの投稿です。最近は仕事だけでなく、ボランティア活動も忙しく、それなりに充実していますが、まぁ忙しい。とはいえ、人との出会いの中で磨かれる感性は多く、その機会に溢れている今はとても幸運だなぁと思います(^^)

さて、昨日は母校である神奈川県立茅ヶ崎北陵高校の同窓会定期総会なるものに参加してきました。


同窓の人はご存知かと思いますが、現在、北陵高校は仮設校舎にて授業が行われています。理由は、重要な遺跡が見つかってしまったから。地域にとっては重要な観光資源にもなり得る遺跡。でも、OBや学生からすると、複雑な気持ちを抱いている人も少なくありません。

同窓会というのは、ようするにOB会なのですが、その本来的な役割がどこにあるかはまだ分かりません。でも、皆それぞれに熱い思いをもって総会に訪れていたように思います。

僕にできることがあるのかどうかは分からないけど、最高に楽しかった高校生活を、現在そして未来の北陵生が同じように味わえる環境を守りたいですね。


現在の仮設校舎。



青春時代を謳歌したサッカー部の部室が入っている部室棟。今の僕はここで最もつくられたと言えます。

がんばれ、高校生!


(それでは。)

2014年8月11日

教師と市民の「信任」|サマースクールが教えてくれたもの



先日、縁があって地元の中学校でおこなわれたサマースクールにボランティアとして参加してきました。

このサマースクールとは、夏休み期間を利用して、国語、英語、数学など自分の弱点を重点的に克服するために、学校側で用意したドリルを1日2時間こなしていくというもの。しかも、マンツーマンで講師までつけます。この講師役として参加したわけです。

それでなんで教員免許も持たない私が参加したのかというと、このサマースクールは地域住民を講師として迎える形態をとっているからです。


久々に入る中学校の校舎。私が(別の中学でしたが)通っていた頃に比べて、とても穏やかで柔らかな雰囲気のように感じました。というのも、いわゆる「先輩は怖い」というひとつの社会通念があったからです。
それが、時代が変わったのか、それともこの学校の努力の成果なのかは分かりませんが、今回参加した学校はそういうネガティブな様子はまったく見られませんでした。


今回参加して感銘を受けたのは、地元の中学校がこれだけ地域に根ざした存在になろうとしている、という事実です。サマースクールをしているという先生方の努力はもちろんですが、さらに学校外の人を迎え入れる難しさを乗り越えようと努力されている姿に大変驚きました。

重ねて、中学生の頃の私には推し量ることのできないほどの教師の方々の生徒に対する深い愛情。子どもたちを思うからこそ、日常の勉強だけでカバーできない部分を夏のこの時期に重点学習する機会を提供したり、多角的に考えるクセをつけるために教師以外の人を巻き込んだり、巻き込んだ地域の人たちと深いかかわりを持てるような設えをしたりと、とても丁寧にサマースクールという事業をつくりあげていることに感動しました。


地域に根付く、というのはとても難しいことです。何よりも「面倒くさい」ものだからです。
でも、学校の常識が通じない人たちと関わることで生徒にとって新しい学びの機会になり得ます。教師の皆さんにとっては、おそらく地域に根付くことによる自負というか自尊心のようなものを得る機会になるのではないでしょうか。


教師は本来、市民の信任にもとづいて子どもの教育の一部(学習面だったり集団行動だったり、常識のようなものを学ぶ場)を担う存在です。最近はその関係性がかなり崩れてしまってきたような話しを見聞きしますが、それは教師だけでなく、市民の側にも大きな問題があります。


サマースクールがそこまでを意図したものかどうかは推測の域を出ませんが、地域と協働することによって、確実のこの中学校の教師と市民との関係に「信任」が生まれている、若しくはこれから育っていくと確信しました。


あなたの地域の学校はいかがでしょうか?もし、このような取り組みを聞いたことがなければ、一度提案してみてはいかがでしょうか?なお、その際にはくれぐれも「学校が企画するべきだ」というスタンスは取らないでください。「私たちが全面的に手伝いますので、一緒につくりませんか?」というスタンスで動いてください。


協働の新しい側面を見た出来事でした。


(それでは。)






2014年8月10日

【報告】さがみロボット産業特区について話を聞いてきた



「特区」という言葉をご存知でしょうか?

特別な区域、という意味なのですが、要は特別な政策が実施される区域という意味です。この特区にはいくつかの種類があります。


  • 構造改革特区(区域を限定して規制緩和を実現するもの)
  • 総合特区(規制緩和、税制・財政・金融による総合的な支援により、国際競争力の強化や地域の活性化を実現するもの)
  • 国家戦略特区(首相のトップダウンで規制緩和をおこない、世界で一番ビジネスがしやすい環境を創出することを目指すもの)

今回お話を聞いたのは、2013年の初めに特区として定められた「さがみロボット産業特区」についてです。

私の住む神奈川県の湘南地域は、ここ数年の道路網の整備(さがみ縦貫道路の開通など)により、これまで湘南に足を運びづらかった人たち(主に埼玉県や群馬県の地域)の流入を期待して行政主導で数々の施策を打っています。今回のテーマであるさがみロボット産業特区も、そのような側面から考えてみると、ロボットという先端技術ゆえの敷居の高さが、非常に身近な話題へと変わってくるんじゃないでしょうか。

それで、じゃあさがみロボット産業特区って何なの?という疑問が湧いてきますが、これは「生活支援ロボットの実用化」を推し進める区域を意味しています。具体的には介護・医療ロボットや、高齢者等への生活支援ロボット、災害対応ロボットなど。それぞれ詳述しませんが、生活支援ロボットは私たちの生活に密着する部分ですから、関連産業がとても多いんですね。そのため、経済振興の観点からすると、膨大な効果が期待されているのです。

ちなみにロボットの定義は、「センサー」によって得られた情報を「人工知能によって制御されたシステム」を利用して「駆動する」もの、と言えます。この三要件を満たすものですから、例えば駅の自動改札機や人の動きを検知するエアコン、衝突回避システムのついた車なんかもロボットに該当することになります。

私としては、この技術的な知識をフォローすることは目指しませんが、少子高齢化の中で労働人口が激減する将来、現場作業をロボットが担う可能性が十分ありますので、今関わっている特に建設業界の方々がどのようにロボット産業と付き合っていくのか、私としてはどのように支援していくのが適当なのかを考えていきたいところです。


今後、交通網はさらに進化し、移動コストは下がっていくことも予想されます。その中で、「どこに住むか」という選択肢を私たちは多く持つことになります。それはつまり、地域間競争の本格化を意味します。都心で仕事するのに大阪からでも1時間圏内になる時代。今回ご紹介した「特区」制度は、人や企業の呼び込みに欠かせない手段になるでしょう。


これは近々読んでおきたいと思っている本。兼子先生の本なので、内容は期待できるでしょう。情報活用・保護の関係の仕組みを理解し始めたら今後の地方自治を改めて考えてみたいと思います。


【参考】

  • http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f430080/(神奈川県)
  • http://robot-education.sakura.ne.jp/files/130528/yajima_presentation.pdf(参考資料)



(それでは。)


2014年8月8日

心を整える、という営みを大切に



今年に入ってからいよいよ忙しさがキャパを超えるようになってきており、自宅事務所でも資料の保管が難しくなっています。ほぼ、アフターファイブに何も予定がないことは無くなり、そろそろ「今後どうするの?」というステージに入っているのだということを否応なしに感じるようになりました。

で、忙しいからどうという話をしたいのではなく、結果として心が乱れていることが増えていることに危機感を感じて、こうして久しぶりにブログの更新をしようとしているわけです。


個人事業主や小規模な法人の場合、経営者の心身の状況は仕事に露骨に反映されます。良い仕事をしたいなら、心身ともに健康を維持しなければ実現しないのは当たり前だし、それはより大きな規模で仕事をしている会社とは根本的に異なります。

つまり、自分のポテンシャルというものがあるとして、それを存分に発揮するためには仕事「量」は7~8分目程度が望ましくて、その仕事「量」に対して「質」を追求していくのがもっともバランスが取れている状態なのだと思います。この「質」の部分に個性が活かされるのですから、既に「量」が10割超えをしているとすると、その仕事「量」を時間軸で引き延ばすか(1週間ではなく2週間でこなす、というように)、そのままがむしゃらにやっても「質」の投下ができなくなってしまう、という危険があるということです。

そんなわけですから、8分目にまで抑えて、質を投入できる環境づくりを2014年度下半期の最重要課題に掲げているわけでして、その過渡期である今はかなり不安定な状態だということです。

このブログは、その状態に戻すために改めて始めようという、そんな宣言的エントリーでした。


(それでは。)


2014年3月19日

そこに眠るのはどんな歴史?軍艦島に上陸した



皆さんは軍艦島をご存知でしょうか?今は廃墟になっている長崎県に存在する炭鉱島。先日、そこに行ってきました。

この島はまだ日本のエネルギーが石炭に依存していた頃、良質な石炭が採掘できるということで三菱が買い取ったもの。正式には端島(はしま)という。480メートル×160メートルという、とても小さな島に多くの人が移り住み、危険な作業の日々でありながらも独特な文化が発展した。

1974年に閉山し、住民も全て移住することとなり、それ以来無人島となっている。現在、世界遺産に登録すべく市民団体が動いているようです。




軍艦島を世界遺産にする会 公式 WEB










軍艦島には一部上陸できるようになっており、ガイドが歴史を案内してくれる。しかし、その中には美しい歴史しか垣間見れない。もっと本質的な何かがあるんじゃないかと思う私は、少し歴史を勉強してみることにしました。

長崎は三菱とともにある。そんなことを実感した旅。
とても興味深いです。













この本は現地で私が買ったもの。軍艦島どころか石炭についてもよく分かっていない私にはイラストや分かりやすい文章で丁寧に語ってくれる本書は絶妙でした。ちょっとでも興味を持たれた方にはオススメ。なかなか行ける場所ではないと思うので、是非予習をして足を運んでみてください。







2014年1月20日

伝統を守るということと、新しいものを取り入れるということとは連続している

 これは私が所属している青年会議所という組織で書いたブログの書き直し記事です。文章というのは不思議なもので、書いてから数日経ってみると再考してみたくなります。一度アウトプットすることによって、一度そこで思考を確定させ、再考することでその次のステージを考えられる。この良さを直感的に感じているから、「ブログを書け」ってアドバイスが出てくるのだと思う。




「福寿園は『無声呼人』(声なくして人を呼ぶ、徳のあるところには、呼ばれなくても人が集まるという意)という家訓のもとに京都の地で二百有余年、茶業を営んできましたが、業を継いできた先人は茶づくりの伝統の術を活かしながら、つねに新たな時代の技術やビジネスを取り入れて家業を発展させ、日本の心を伝えてきました。つまり伝統というものは、歴史と未来を融合させた”足し算の発想“によって継承されるものなのです。そして、二一世紀の福寿園がこれから将来にわたって価値ある存在であり続けるためには、明日のために何をするのかが問われていると、私は考えました。明日のために福寿園はどんな足し算ができるのか、と」
(『なぜ、伊右衛門は売れたのか。』峰如之介 著/日経ビジネス文庫 150頁)


今、若い人で「伊右衛門」というサントリーのペットボトル飲料を知らない人はいないでしょう。スマートなフォルムのペットボトルに、薄い緑色の包装、そこに「茶」という字が丸で囲まれ、「福寿園 伊右衛門」と書かれたボトル。味は少しまったりした感じの若干の渋味の利いた緑茶。たぶん、あなたの口にも思い出されているのではないでしょうか。










このペットボトル飲料が市場に登場したのは、ほんの10年ほど前。既に200年以上の歴史をもっている福寿園というお茶の老舗ブランドは、急須でお茶を嗜む方なら誰もが知っていた。おそらく、ペットボトル飲料として世に放たなくとも、今でも福寿園のブランドは力強く存在し続けていただろうと思う。

では、あなたは自分でお茶をいれるでしょうか?特に10代から20代、おそらく30代の多くは急須でお茶を入れるという習慣はあまりないでしょう。それでも、伊右衛門というお茶があること、福寿園という会社名だか場所の名前があることはなんとなく知っている。




「私どもの会社は事業ではなく、家業です。私一代でしたらお受けいたしますが、代々伝わってきた暖簾(のれん)を受け継いでいくことが福寿園の社長である私の仕事です。最近、緑茶飲料が人気になって飲まれていることは存じていますが、サントリーさんがやられている緑茶飲料ビジネスという事業は、うちの家業とは相容れないものでしょう。そうした相容れない事業と提携することで、代々受け継いでいかなければならない福寿園の暖簾に、万が一でも傷をつけることはできないのです。」
(『なぜ、伊右衛門は売れたのか。』峰如之介 著/日経ビジネス文庫 145頁)



「伊右衛門」が登場する前、サントリーが福寿園に事業提携を申し出たとき、福寿園社長はこう言ったそうです。家業というのはバトンを次に引き継ぐことを行い続けるもの。既にあるブランドをきちんと守ることが使命であり、博打をするものではない。

でも、福寿園はサントリーと提携をした。その意図は、冒頭に引用した「歴史と未来を融合させた”足し算の発想“」でした。


この発想は企業活動だけでなく、まちづくりにおいても当てはまります。それ以上に、個人の生き方、特に若い世代が持つべき姿勢とも言うべきものではないかと思います。

2月27日に福寿園の社長である福井正興様に、茅ヶ崎で講演をしていただくことになりました。テーマは「若手リーダーが今すべきこと」。実際に、現在リーダーであるということではなく、リーダーとしてまちにコミットすることが期待されている若い人たちに向けた講演会です。

わたしたちが住むまちにも多くの歴史が存在します。これまで住んできた多くの市民の歴史の上に、私たちの歴史が積み重なり、後代へとつづく。それがまちです。今回の講演を機に改めてまちと自分、まちと仕事のつながりについて考えていただけると、非常に有意義なのではないでしょうか。きっと新しい気づきが得られることと思います。




2月末に京都福寿園の社長、福井正興さんにご講演いただくにあたり、伊右衛門というお茶が誕生する背景を少し紹介させていただければと思い、書いたエントリーだったわけですが、ここのポイントは要は「伝統=ずっと同じカタチ」ではないということでした。

社会も人も変わり続けています。常識だって、ほんの20年前とは変わってきている。いや、本質的な部分はあまり変わらないのだろうと思いますが、それでも本質の現れ方は確実に変化する

ひるがえって、自分たちの仕事について考えてみたとき、例えば私は個人のクライアントについては相続手続きだったり、遺言書の作成を手伝ったり、クーリングオフの相談に乗ったりするわけだけど、伝統的に士業(サムライ業)は同業や他の士業と協力関係にはなるけども、あまり別の業種と組むことはない。しかし、世間にITが浸透し、これだけネットで便利なサービスができている中、士業のサービスは従来のままの提供方法で良いのか、これは日々考えています。おそらく、これまでのものでも良いとは思うけど、個人的にはもっとIT企業とのコラボレーションや想像もしていなかった業種とのコラボレーションも考えていきたいと思っている。

単なる新サービスの開発という意味ではなく、分からないことを相談できる窓口が、もっともっと身近にあってしかるべきだと思うわけです。少なくとも20代や30代の人が相談しやすいカタチとして。

100個、1000個チャレンジしてみて、一つでもヒットすれば良い時代。失敗を恐れずチャレンジをしていかなくては。ね!






2014年1月9日

Evernoteのリマインダー機能がすごく使える



手帳やメモ帳、資料の裏などにメモをしても、それらがどこに行き、どの重要度でチェックすればいいのか分からない。そんな経験をされた方も少なくないはず。
今年はきちんとデータ管理の手法を身につけようと、これまで漠然と使っていたEvernoteを本格的に活用し始めています。その中で最近知った「リマインダー機能」がすこぶる使えます。


Evernoteが変わってる! 注目のリマインダー機能と2段認証を使いこなそう 日経トレンディネット







Evernoteの新機能「リマインダ」の考え方と利用方法 | Lifehacking.jp








機能については上記二つの記事をご覧頂くとよく分かると思います。要は作成したノートを自分の指定した時間に読むようにアラートを発する機能です。

この時期、皆さんの中にも一年の目標を立てる人は多いかと思います。その目標、1年経って忘れてしまったりしませんか?少なくとも私は毎年そういう状況でした。

でもこのリマインダー機能を使えば、指定の日時にアラートを発する設定ができますので、その目標をEvernoteに書いておけば忘れることなくチェックし続けることができます。ただこのリマインダーは「毎月設定」のような定期的なリマインド設定ができないので、読んだら次の日時を設定するということを繰り返していく必要がありそうです。

もちろんGoogleカレンダーなどでスケジュールに「目標をチェックする」という予定を定期的に組み込むことはできますが、それだとカレンダーが通知しても目標チェックに直ちにつながりません。そのため、Evernoteをノートの保存場所として統一して必ずチェックするアプリにし、その中でリマインド設定をしておくことでチェックし忘れを防止することができます。

このやり方をまずは3ヶ月やります。習慣化してしまえばこちらのもの。今年は目標達成をしましょう。



2014年1月8日

【イベント】内閣府主催、共助社会づくりシンポジウムに行ってきます




ボランティア活動をはじめとして、市民団体による社会貢献活動に法人格を与えることで、より迅速かつ効率的に動けることを狙った特定非営利活動促進法(NPO法)が施行されて、15年が経ちました。法律制定の大きなきっかけとなったのが阪神淡路大震災。市民団体の活躍が目覚しかった一方で法的な手当てがなされていなかったことの課題が浮き彫りになりました。

今、日本には47,000以上のNPO法人が存在しています。それぞれの法人には最低10名の会員が必要ですから、重複して加入している人が一定数いることを無視しても、50万人以上は直接的ないしは間接的に市民活動に関わっていることは間違いありません。

さて、NPOはどのような活動をしているかあなたはご存知でしょうか?

  1. 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
  2. 社会教育の推進を図る活動
  3. まちづくりの推進を図る活動
  4. 観光の振興を図る活動 
  5. 農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動
  6. 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
  7. 環境の保全を図る活動
  8. 災害救援活動
  9. 地域安全活動
  10. 人権の擁護又は平和の推進を図る活動
  11. 国際協力の活動
  12. 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
  13. 子どもの健全育成を図る活動
  14. 情報化社会の発展を図る活動
  15. 科学技術の振興を図る活動
  16. 経済活動の活性化を図る活動
  17. 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
  18. 消費者の保護を図る活動
  19. 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
  20. 前各号に掲げる活動に準ずる活動として都道府県又は指定都市の条例で定める活動 

これらは、NPO法人の活動目的です。この20個のいずれかを目的として一定の要件を備えた団体に、法人格が付与されます。社会のために何かしようとすれば、どれかに当てはまるでしょうね。

このNPO法人という制度が成立して15年が経ち、内閣府で「共助」をテーマとしたシンポジウムが開催されることになりました。



【1月14日開催!】内閣府主催_共助社会づくりシンポジウム_特設ウェブサイト







「共助」ってまた分かるようで分からない言葉ですよね。正確な定義というのがないと思うのですが、要は「民による民のための活動」すなわち「助け合い」ということです。

私たちの社会は、税金を特定の箇所に集中させ、それを社会のために効率的に配分することで公共サービスが賄われてきましたが、その公共サービスを担うためのヒト・モノ・カネといったリソースは有限です。どれだけ効率的に配分しても、どれだけ緊急で予算を組もうとしても、公共サービスを行政だけで担えない部分はとても多い。

そこで、市民による公共領域の参入が求められます。その典型的なセクターとしてNPO法人の役割が期待されているわけです。

これは超総論的な話しなのでピンと来ない方も多いかと思いますが、この公共領域を担う市民活動がどうやったらワークするのかを、専門家を集めて改めて考えようというのが、この共助社会づくりシンポジウムです。


CSR、CSV、プロボノ、寄付と言った言葉に何かを感じる人にとってはとても興味深い内容だと思います。今回参加させていただけることになりましたので、参加レポートについては追ってメールマガジンの方で書きたいと思います。




2014年1月7日

インターネットと選挙活動



ネット投票は実現するか。「共産党:新規入党者が急増」という記事を読んでふと思いました。

「 入党者の約2割は20〜40代の若年層が占めており、党関係者は「以前より若者の比率が高まっている」と話す。共産党は違法な長時間労働で若者を使い潰すいわゆる「ブラック企業」など若年層の貧困問題に力を入れており、これまで関わりがなかった若者も引きつけているとみられる。 」

ブラック企業問題や若年層の貧困問題を糾弾しているから若者の入党者が増える、というのは何となく違和感を覚えます。

昨年はネット選挙が解禁された年でしたが、それはインターネットで選挙活動ができるというもの。投票がインターネットでできるようになったわけではないので、大したインパクトがないと思われる方も多かったと思います。しかしながら、その効果は見えないところでとても大きかった。それが、若年層へリーチできるようになったこと。

これまで政治に一切関心を持たなかった若年層の相当部分が、家にいながら、スマホで音楽を聴きながら、政治の一端を見ることができるようになった。



小泉進次郎氏に学ぶ「ネット選挙は写真が命」









もちろん、選挙活動に触れるようになったからといって、その人たちが直ちに投票活動に動くわけではありません。だからそれほど大きなインパクトがないように見えるのです。
しかしながら、共産党入党者が増えたということの一つの要因として、ネット選挙が果たした効果は相当大きかったのではないかと思う。

上で紹介した小泉進次郎氏に関するBLOGOSの記事にもあるとおり、インターネットの特性として訴求にはイメージ戦略が必要です。SNSを初めとして、いま文章をきちんと読む人は減ってきており、むしろ「なんか良さそう」というイメージを持ってもらうことが大切と言われています。

そこで翻ってネット投票ができるようになるとどうなるか。



自民、ネット投票検討 年明け与野党協議へ - MSN産経ニュース









昨年末にこんな記事がありました。記事によれば、利便性の向上やコスト削減といったメリットと、なりすましや買収などのデメリットが挙げられていますが、もっとも注目すべきは投票者が相当程度増大することにともなう大変革でしょう。つまり、これまで投票することもなかった声無き声が顕在化し、その結果として政治が大きく変わる可能性があるということです。


大きく変われば混乱は生まれると思いますが、それでも一人一票の格差は是正できるようになるし、真の意味で民主主義が実現できるという意味では、やはり推し進めていくべき改革であるように思います。


2014年1月6日

2014年度目標「磐石な基盤づくり」



2014年になりあっという間に一週間になろうとしていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
昨年はクライアント数が増加し、複数のセミナーでお話しをさせていただいたり、『税務・経理・人事ハンドブック』という書籍制作にも携わらせていただくなど、「ゼロがイチに変わる一年」であったように思います。また、特定非営利活動法人NPOサポートちがさきというNPO法人では、「企業とNPOのマッチングプロジェクト」というものを行政との協働事業で進めており、非常に気づきを多く得ることができました。その派生として、公益社団法人茅ヶ崎青年会議所にも入会することとなり、同世代の尊敬できるビジネスパーソンとのつながりも一気に大きくなりました。

このように、昨年は非常に動きのある一年であったように思います。どうもありがとうございました。

さて、今年第一回目の更新ですので、ちょっと遅くなりましたが今年度の目標について少し触れようと思います。


「2015年度に事業拡大するために磐石な基盤をつくる」

今年のテーマはこれです。昨年後半の忙しさからすると、すぐにでもスタッフを一人追加したいという気持ちになったのですが、基盤の弱さやノウハウ不足といった理由から今しばらく見送ることにしました。今年はスタッフ追加や事務所移転、Web事業への着手を目指して、昨年度得られた信頼やつながりを育て、専門知識の深化に努めたいと思います。

また、プライベート面をしばらく疎かにしてきました。仕事もまちづくり活動(NPOやJCの活動)も、私という人間を構成する一つの要素に過ぎません。それらの活動を成長させるためには、母体である私自身が成長する必要があり、そのためには教養だったり、健康だったり、家族だったり仲間だったりと、総合的に成長しなければならないのだと思います。

このように、基盤整備をしっかりおこなう地味な一年になると思いますが、それぞれの組織で役割をこなしつつ、アウトプットを前提としたインプットを倍増させ、それらが十分に機能するように健康に気を遣っていきます。・・・欲張りですね(笑)


というわけで、細かくはたくさんの目標設定をしているわけですが、総論的な部分を新年の抱負として書いてみました。


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それでは、本年も皆さまにとって繁栄の一年になりますよう祈念いたしまして、新年一回目のエントリーを終えさせていただきます。今年もどうかよろしくお願い申し上げます。


北 川  哲 也