2014年12月31日

可能性の無限の広がりを感じた一年でした。

2014年も残すところ、あと50分程度。皆さんお酒を飲んだり、テレビを見たり、パーティーをしたり、仕事をしている人も、それぞれの人生を過ごされていることでしょう。僕も両親と酒を飲み、テレビを見て、そろそろ静かな時間にしようとPCを開きました。

皆さんにとって、2014年はどんな年だったでしょうか?

社会をふりかえってみてもどんどん景気がよくなっているように見えましたし、消費税が上がったり、ゴーストライターが世間を賑わしたり、大雪も大問題でしたね。そして、衆議院解散総選挙。社会問題として大きく取り上げられたのが、いわゆる脱法ハーブなどのドラッグですね。食品の偽装問題なんかは例年のごとくピックアップされています。さらに、デング熱の感染が日本で見られたり、国際的にはエボラ出血熱の拡がりもいまだなお食い止められておりません。

たった1年でも日本だけでも、そして世界の中でも僕らの周りには激動の変化が生じているわけですが、そのなかで僕らはどうだったのでしょう?

この1年の際立った出来事としては、


(1)シンガポールでの研修活動に日本人でただ一人参加させていただいた

(2)凄まじいほど多くの出会いに恵まれた

(3)新車を購入した


派手ではないけど、自分としては評価している点です。

(1)シンガポールでの研修活動に日本人でただ一人参加させていただいた


8月に同国で開催されたASIAN ACADEMYという青年会議所の事業があるのですが、縁が縁を呼び、参加の機会をいただけたので無謀にもチャレンジしてきました。実は初めての海外で、英語もろくに話せない僕が、日本人がいない環境でアジアの同世代の仲間と合宿をしてリーダーシップを学ぶ研修を受けました。

これは、友人がすごく増えましたし、精神的にとてもタフになりました。日本語が通じない環境で、疲れてくると段々話しが聞き取れなくなっていくんですよね。この異常な疲労感と緊張感を逃げ場のない状況で乗り越えられたのが、とても自分にとって大きな経験となりました。

これを機に、これまで日本のローカルにしか興味のなかった僕が、数年でアジアに会社を立ち上げることを決意。ローカルtoグローバルを本格的にチャレンジしようという自信につながりました。
今後の展開を是非楽しみにしててください。


(2)凄まじいほど多くの出会いに恵まれた


シンガポールの話しもそうですが、尊敬できる人たちと国内でも非常に出会う機会に恵まれました。人は人によってのみ磨かれる、というのを痛感した一年でもあります。今は、受け取る側でしか存在できていませんが、来年は与えられる存在に一歩でも近づけるようにがんばります。


(3)新車を購入した


これは一つの目標でした。一般乗用車ですが、車を購入したことで、仕事の推進力がググッと上がったのが分かります。僕らは様々な活動をしていますが、やはり経済的なベースが整わないと何事もうまく行きません。一つ一つ目標を達成していくのが絶対に大切です。
来年は、受けた融資の類を返済し、過去の奨学金も返済しきるのが目標。その上で、事務所の新規出店、そして人員増強が目標です。


この一年を通じて、、多くのお仕事の依頼をいただきました。
ただ、それらをスピーディーにこなせたかというと首を横に振らざるを得ません。

理由は、キャパシティーを越えたことにあります。否、キャパシティーを使いきれるような環境を創れなかったことが原因です。


2015年は、やはりスケジュール管理と事業計画にこだわります。そうすれば、今年の課題はそれほど難しくなく乗り越えられると信じています。ただ、それがこれまでできていなかった部分であることは間違いありませんので、様々な障碍を潰しながら、攻めの姿勢は崩さぬようにします。


つらつらと書いてみましたが、やっぱり今年は人に恵まれました。

多くの出会いと機会を提供してくださった、尊敬する皆さま。
すばらしき一年をお迎えください。

本年も誠にお世話になりました!


(それでは。)






2014年12月27日

自分のことは自分が一番わかってない、のかも。



ふりかえってみると、実は自分が「うまく行かなかったなぁ」と思うことのほとんどは、同じ原因に基づく、ということがある。でも、そのことを分かっているようで、いまいち分かってないものだから、ずっと繰り返していく。それを止めることができるのはいつなのでしょうか?


実は、今日この「いつか?」という日が訪れました。


私のこの共通する原因を見事に言い当てて、しかも指摘までしてくれた人。この一年間、メンターと言い切れる人たちに数多く出会ったが、今日のこの一言は大きな第一歩につながったと確信しています。

要はこういうこと。

一つの企画を考えるとき、考える順序としては、スタートとゴールとそれらをつなぐプロセスを資料としてまとめるのですが、私の場合は時系列で理詰めのようにつくるところがありました。そのため、未完成なのに深いところを考えすぎる、という何とも痛々しい結果にぶち当たってきたわけですね。

冷静に考えると、この思考パターンは非常にまずいわけですが、これを半ば決して高くない処理能力を全力投球して乗り切ってきた、そんな感であったわけです。

ただ、このやり方をしていれば、結局のところちょっとスケジュールがタイトになり始めると、ことごとく結果を出せなくなってくることになり、最近の私は睡眠時間を削りまくるという、持続可能性のカケラすら感じられない事態に自ら陥っていたことになります。


そんなまずい状況を打破する機会に置いてくれた尊敬するその人に、心から御礼申し上げられるように、やはり来年1年は睡眠時間を削ってでも・・・というのは冗談で、しっかり正しい努力ができる男になろうと心に誓うのでした。



ということで、最近読んだ本。



内容自体はめちゃめちゃシンプルで分かりやすいので、kindleでも2時間程度で読みきれます。

たぶん、日本人のチームビルディングにおいては本質的なところを突いている本だと思う。論理的であるというのは元来欧米的なんですよね。自然とそのような考え方になっていた私のようなタイプの人は、一度手にとって読んでみることをお勧めします。

空気で人が動けるように分かり易い空気をつくっていきたいですね。